(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

ユーコンでミニマリストを目指す。

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私はもともと洋服や靴、カバン、アクセサリーが大好きで、日本にいた頃は常にクローゼットはパンパンでした。シューズボックスも備え付けの物だと足りないので、靴を買う時には必ず箱をもらい積み上げて収納していました。

身に付ける楽しみもさることながら、物によってはシルエットの美しさを愛でる為の物もあったりして、物で溢れた空間は私にとっては心を満たす大事な空間でした。

しかし一方で、ミニマリストという言葉の認知度が上がってくるにつれて、その潔さと言うのか、心の強さのような物を感じて憧れてもいました。

 

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なかなか踏ん切りが付かず、ミニマリストの対極にいた私ですが、ユーコンへの移住を決めた事が転機になりました!
とにかく当時住んでいたお家から全ての家財道具を撤去しなければならないし、実家に置いておいてもらえる荷物にも限りがある。ましてや私はセブから直でユーコンへ行く予定だったので、荷物は大きなバックパックと移動用のバックパックに詰められる(背負える)だけしか持って行けなかったからです。
気に入っていた物を手離すことは少し辛かったですが、新しい世界(ユーコンでの生活)に進む為のステップだと思うと少しだけワクワクしました。

 

そして今、ようやくユーコンでの生活にも慣れてきて、自分らしく生活する事を考える余裕が出てきました。結論、何も持たない事を決め込まなくても、手元に置いておきたい物があっても良いのかなと思えました。そもそもミニマリストは何も持たない訳ではなく、最小限のものを厳選して持つ人たちですしね。状況も手伝って極端過ぎました。

 

ってとっても前置きが長くなりましたが
そんなこんなで、実はこちらに来て初めてアクセサリーを購入しました。

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アンティークのスプーンで作られたリングです。
先月のクリスマスマーケットで出会ったのですが、久々に運命的な出会いでした。私にはサイズが大き過ぎたのですが、どうしても一目惚れしてしまい連れて帰る事にしました。
そして後日作家さんに連絡をして、サイズ調整をして頂き本日ようやくお披露目出来ました。
やっぱり身に付ける楽しみ、幸せは私からは取り除けない感覚のようです。

 

何を持たずに何を持つのか、自分の幸福感に従って選択出来る強さがミニマリストの精神だなと改めて感じたのでした。

 

 

 

 

…ちなみに、
ユーコンでもハンドメイド作品を作って売ったりする人は多いのですが、正直日本と比べるとクオリティが趣味の域を超えない物が多い気がします。やっぱり日本人て器用なのかな。
その上ハンドメイドだからとか、ブランド意識みたいのは無くて気に入った物、良い物は良いと買ってもらえる印象です。ものづくりをする方には(狭いけど)良い市場だと思います、ユーコン
(と無理やりユーコン情報に絡めてみたつもり)