物々しいタイトルですが、そのままです。
犯人はユーコンの人ではないのですが、手口や被害者(シェアメイト)の事を考えると、海外在住者でまだまだ英語に不安がある人は注意が必要かなと思ったのでシェアします。
シェアメイトはkijijiというサイトでカナダグースを売りに出しました。
するとアメリカ在住の方から購入希望のメッセージがきました。
彼女にプレゼントしたいので購入したい。また支払い方法として某ネットオークションサイトを使用したいとの事。
シェアメイトはそのサイトのアカウントは持っておらず、購入希望者がメッセージに添付してくれた登録用URLを使ってアカウント登録をしたようです。
正直この時点で、何故振り込み等直接のやり取りでなくサイトを経由する必要があるのか謎ですよね。。
登録をする際、システムの説明に少し違和感はあったようですが、当然全ての説明が英語だったため自分の英語力の問題かと受け流してしまったようです。
しかしながら、シェアメイトから聞く限りは確実におかしいシステムでした。(私のリスニング力不足もあるかもですが、夫も一緒にいたので多分大丈夫。。)
それがらこちら。
→まず出品者が、販売価格と送料分の現金をサイトへ振り込み、その後商品を発送。
→商品が購入希望者の元に届き次第、購入希望者が入金。
→出品者が最初に入金したお金と、購入者が振り込んだお金が同時に出品者の元へ振り込まれる。
というもの。
…怪し過ぎますよね。
そもそも、アカウント登録料ならまだしも何故に商品の販売価格+送料を自分が振り込むのか⁈
本来ならその時点で気付きそうなものですが、シェアメイトは某サイト(結構有名なので日本語でも検索出来ます)の存在を全く知らなかったようで、そうゆうものなんだと鵜呑みにしてしまったよう。そして真面目なので、入金後直ぐにカナダグースも発送してしまいました。
恐らく入金が完了した時点で購入希望者(詐欺犯)と連絡が付かなくなったのか、シェアメイトも騙された事に気付いたようです。
幸い直ぐにカナダの郵便局へ問い合わせてカナダグースの配送は止める事が出来たようですが、もちろんお金は返ってきません。
kijiji自体は掲示板のようなもので、いろんな広告を掲載している便利なサイトです。
以前のブログでも書きましたが、私たちはここで今のお家を探したし、日本にいた頃から求人情報のチェックもしていました。
そんな身近なサイトから詐欺に繋がる事があるなんて驚きです。
しかしネットの世界ですから、何処にでもその危険は潜んでいるものですよね。私自身英語が分からず、でも何となく雰囲気でこーゆう事でしょ⁈って確認せずに進んでしまう事があるので、もう少し慎重になろうと思いました。
そして相手が見えないから不安な訳なので、不用品の売買などはFacebookを利用するのが良いかなと思います。
ユーコンではFacebook上にbuy&sellという不用品の売買が出来るページがいくつかあります。これであれば、販売者もしくは購入希望者の個人情報が少しは覗けるし、ユーコン内のコミュニティなので基本的に商品は直接取りに行って、代金もその場で手渡し出来ます。
たまーにですが、不良品を買わされたとか騙されたとかがあると、堂々とその人(犯人)のアカウントページが晒されてたりするので、抑止力になっているような?
とは言えアカウントページだっていくらでもねつ造出来るし、最終的には、何を何処まで信じるかは本人次第で責任も本人。
英語圏で生活する以上、もちろん英語で何でも出来るようにならないととは思いますが、その過程にいる人は、自分の実力を踏まえて人に頼る事も必要だなと思いました。
今回の件も、全てが起きた後にシェアメイトから聞きましたが、もし彼女が夫や私(は戦力外だけど)にサイトの登録方法が難しくて…と相談してくれていたら、未然に防げたのではと思ってしまいます。もちろん結果論ですけどね。
なんだか長くなってしまいましたが、
ネットでの金銭取引きには慎重になる!
英語など困った時には必ず周りに相談する!
を肝に命じましょう!!!ってことでした。