(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

ユーコンで仕事観について考える

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ユーコンに来て8ヶ月が過ぎました。
ありがたいことに来てすぐに今の仕事に就けて職場環境も良好なので、ホワイトホースにいる限りは今の職場で働き続けたいと思っています。
ただ、8ヶ月働いて基本的な事は出来るようになったのでいろいろ見えてきてしまいました。
 
 
私は日本にいた頃、カナダにも進出している日本の某小売店で働いていました。海外の店舗で店長をするには当然英語ができないといけないので、
(当時受けたTOEICの最低点は200点台でした)私には雲の上の存在だったのですが
英語云々以上に大変なことが多いんだろうなと最近思い返したりしています。
 
前にも書きましたが日本から出た瞬間、自分の中にあった”当たり前”が当たり前ではなくなります。
日本では、出勤時間前に出社して準備するのは当然だし、退社時刻が決まっている仕事で仮に5分早く仕事が終わったとしても、何かしら出来ることを探して退社時刻になるのを待ちますよね。
そして仕事中に私用の電話やメールは(表向きは)しませんよね。
 
そんな自分の中では当たり前の(かつ最低限度の)ルールが徹底されていない中で、それを認識してもらうところから働きかけなければいけない …
もしくは、自分のルールと相手のルールの違いを知りなぜ相手のルールがそうなのかを理解する必要がある。
もし自分がお昼は12時きっかりにとるのが当たり前の世界で生きてきた人間だったとして、突然上司から今日のお昼休憩は13時に取ってね♪ってサクッと告げられても理解できないだろう。何を言っているんだこの上司は?しかもそんな軽く言ってのけるなんて!となってしまう。しかし上司からしたらナンノコッチャなわけです。
って例えがナンノコッチャですね。
 
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今職場で感じているのは、個人レベルのことから組織としての問題点までさまざまです。
なんでもっと突き詰めないんだろう…とか、上の指示次第でもっとパフォーマンス上がりそうなもんなのに…とか。
でもこれは、あくまで私のやり方で仕事をした場合なんですよね。その国によって常識は違うし、基本的にはその地の常識に合わせたいと思う。
けど仕事は常に向上させていかないといつかなくなってしまうと思うから、時には他国のいいとこ取りをした方が良いし、カナダはそれができる国でもある。
今私の中にあるモヤモヤがいつか昇華する時が来るように、今はとにかく英語を頑張ってスタッフや上司とのコミュニケーションを密にしていきたいと思います。
 
 
そして今はユーコンノミニーの為に今の仕事をしていますが、将来的には違うことをするつもりなのでそれについても考え中です。
今はいろんなことが仕事というか職業になる時代なので面白い時代ですね。
やりたい事だけやって生きていくなんて甘い考えだ!って誰かに言われた事あるような
自分で自分に言い聞かせた覚えがあるような言葉ですが、近い将来には抹消されてる言葉な気がします。
 
やりたい事はいろいろあるので、それぞれをうまいこと繋げていけたら良いなと思っているのですが、その一歩にもなりそうな事を始めました。
バレエの衣装製作のボランティアです。
もともと服飾学校出身でお裁縫大好きなうえに、当時から刺繍やバレエに興味があったのでとてもありがたいお話をいただけました。
まさかこっちでお裁縫できると思わなくて日本に全て置いてきてしまったので、ウォルマートで買った謎のピンクッション。
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驚くほど使い心地良くないしパッケージにトマトって書いてあったけど、小さいのは唐辛子だと思う。
 
…けどここはカナダ。
唐辛子みたいだけどトマトなんだよね♪←ちょっと背伸びし過ぎました