(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

たぬきと日本人

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先日職場で、日本人がみんな持っている(お家にある)置物?マスコット?は何?

とコワーカーに聞かれました。
 
コワーカーのルームメイトが日本を旅行し、買って帰ってきたものを見せてもらったけど、どうやら名前が思い出せないようでした。
何かを象徴するような意味のあるものとも言っていた気がします。
 
 
英語がうまく聞き取れなかったのが第一ですが、最初は全く閃きませんでした。
そもそも日本人の家にあるもので、何かを象徴するようなもの…
 
お家に帰ってからもしばらく考えてみたのですが、思いついたのは↓
 
鮭を加えた木彫りの熊?(少なくとも我が家には無いし意味があるのかは分からない)
シーサー?(家の外にある物だし沖縄以外はほぼ無い気がする)
神棚とか仏壇?(マスコットとは言い難い)
招き猫?(お家よりもお店にあるイメージ)
 
↑んー結局どれも違いそう。。
 
 

 

 
 
翌日、ルームメイトから名前を再度教えてもらったコワーカーが、開口一番で答えを教えてくれたのですが
なんと答えはたぬき。
 
 
 
たぬき?!
 
 
日本人のお家でたぬきの置物を持っているお家ってかなり少数派だと思うけど…
と、かなり衝撃でしたが驚き度合いが、関西出身のコワーカーと私では違っていました。
 
 
私の中でのたぬきのイメージは、お好み焼き屋さんです。
地元に第一号店のある”道とん堀”という店名のお好み焼き屋さんなのですが、そこのマスコットがたぬきなのです。
ちなみにそのお店では(今もやっているかは分かりませんが)
入店すると、店員さんが いらっしゃいませ〜ポンポコポン♪ と出迎えてくれます。
 
それからジブリ映画ですかね。
あ、こちらもポンポコですね。
 
 

 

 
 
関西出身のコワーカーは答えを聞いて、ぁあー!たぬきね!いやでもみんなのお家には無いけどね。
くらいのリアクションで私よりもたぬき慣れ?!している印象でした。
 
彼女によると、たぬきの置物は滋賀県で作られる信楽焼(しがらきやき)という陶器だそうです。
そしてたぬきは縁起の良いものなんだとか。
 
調べてみると、た(他) ぬき(抜く) で”他を抜く”とされ、商売繁盛、招福、金運アップ、開運などの縁起物として
開業祝いなどに贈られたりするようです。
 
 
関東だと、そういった縁起物なら招き猫の方がメジャーな気がするのは私だけでしょうか?
関西だと逆に、招き猫よりはたぬきの方がメジャーなようです。
小さな日本でも西と東で違う事がたくさんありますね♪
 
 
 
 
の流れで行くと、コーワーカーのルームメイトは関西(もしくはピンポイントに滋賀県)を旅行したのかと思ったのですが
行き先はまさかの東京でした。
 
私たちが、
たぬきはみんなが持っている物では無いよー!現に私たちは持っていないし、お家よりもお店に置いてあるイメージだね。
と言うと、コワーカーはとても驚いていました。
 
きっとルームメイトが東京で、日本人みんなが持っていると聞いて(吹き込まれて?)誇らしげに買ってきたのを見せられ、信じ切っていたのでしょう。
 
 
イメージがねじれて伝わってしまうことなんてよくある話ですが、まさかのたぬき。
東京でたぬきが外国人に向けて販売されていたとはいろんな意味で驚きでした。