(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

歯医者さんを3件ハシゴ

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永住権を取ってから、会う人みんながおめでとう!と言ってくれて嬉しい毎日です。

 
友人や、同じく移民である知り合いからはもちろん
SINナンバーやヘルスケアカードの変更手続きをしてくれたスタッフでさえ
Congratulations!と笑顔で言ってくれます。
 
誰に言われても嬉しいのですが、やっぱりカナディアンに言ってもらえるのは特別嬉しいですね。
カナダに身を置く事を歓迎してもらっているような気がします♪
 
 
 

 

 
今日はこの流れでカナダの話かと思いきや、またも日本での話です。
 
ユーコンでは歯科治療は実費なのでかなり高額になると聞いていました。
それなのに一時帰国をするひと月ほど前に、歯に穴が空いてしまいました。
 
幸い痛みが全くなかったので、様子を見ようと思っているところで帰国が決まり
迷わず日本で治療を受けることにしました。
 
 
初に行った歯医者さんは、1人暮らしを始めた時から日本を離れるまでお世話になっていた歯医者さんAです。
 
まずはレントゲンを取ってもらい診てもらうと、虫歯が相当深いため神経を抜かなければいけないとのことでした。
 
そして、神経を抜いたところの処置をした上で型をとり歯(セラミックなり銀歯なり)をかぶせなければいけないので
とても滞在中には完結できないとのことでした。
 
中途半端に終わってしまう事が一番歯に良くないので、一先ず食べ物が詰まらないように仮の詰め物をするか
神経の処置がうまく完了して仮の詰め物をするかの選択を迫られました。
 
後者の場合、神経を抜いて予後が悪ければ仮の詰め物まで終われないかもしれないとの事だったので
ひとまず治療はせずに、穴だけ塞いでもらうことにしました。
 
 
カナダに帰ったら歯医者さんに行かないといけないって事か…
しかも初めての治療で神経抜くのか…絶対麻酔打つやつだし怖いな…
それより何より一体いくら治療費が必要なんだろう…
 
 
そんな不安な思いを抱え凹んでいたのですが、母から別の歯医者なら出来る可能性ってないのかしら?
と言われ、すがるような思いで急遽
中学生から実家を出るまでお世話になっていた歯医者さんBに駆け込んでみました。
 
よくある地域密着な、小さな町の歯医者さんです。
久しぶりの先生に事情を話すと、とりあえずレントゲンをこ撮ることに。
 
治療方針としては歯医者さんAが言っていたのと同じで、やはりかぶせ物を作って付けるまでを完結させるのは時間的に厳しいと言われました。
 
ただ、虫歯が神経の近くまで侵食している場合
飛行機に乗るなど気圧の変化によって激しい痛みが出る場合があるとの事でした。
そうなったら、飛行機に乗っている間はひたすら耐えるしかないのでちょっと心配だと。
 
行きの飛行機ではなんともなかったとはいえ、万が一痛くなってしまったら9時間以上耐えなくてはなりません。
流石にそんな忍耐力はないので、出来るところまで治療を進めてもらうことにしました。
 
 
麻酔を打つための薬を塗ってもらい、先生が麻酔の注射針からキャップを外したところで突然
そういえばこの辺にCっていう歯医者さんがあるんだけどね、そこの院長先生と知り合いで
確か夜遅くまでほぼ毎日診療しているんだよ。
しかも専門の歯科技工士さんが歯医者さにいるから
もしかしたら全部やってもらえるかもよ?!
と言い出しました。
 
なんだその情報!!
 
しかも、もし歯医者さんCでも同じように間に合わないって言われたらうちに戻ってきてくれて構わないし。
とまで言ってくれました。
 
神すぎる…
 
 
そんなわけで、麻酔を打たれる寸前でしたがすぐにうちへ帰り
歯医者さんCに電話をかけました。
 
その日の夕方に診てもらえることになり、もしかしたらこれは全て日本で完結できるのでは?!
と光を感じました。
 
 
ここでもまずはレントゲンを撮りました。
結論を言うと、やはり時間内に完結するのは難しい
との事でした。。。残念。
 
 
 

 

 
 
局Bで治療してもらうことにしたのですが、 
神経の向き?生え方?がちょっと普通ではなかったようで、神経を抜いた後の処置中にも何度かレントゲンを撮って確認していました。
 
また、もう一つ深そうな虫歯があるからそこも…と立て続けにレントゲンを撮りました。
 
…1週間ほどの間で、私は一体何枚のレントゲンを撮ったのでしょうか
流石に放射線浴びすぎな気がします。
 
 
何はともあれ無事に神経の治療まで終わらせてもらい、仮の白い歯を作って入れてもらえました♪
一応仮なので半年位しかもたない人もいるけど、食べるものに気をつければ何年ももつ人もいる
との事だったので、大事にしたいと思います。
 
 
 
や歯医者さんの数はコンビニを上回るらしいですが、今回3件行ってみたら
治療費から治療方針から結構違いがありました。
 
 
Aは最新の設備を使用しているからなのか、BやCと比べて倍額位していました。
治療をする前はいつもアニメーションで、どういった工程で治療していくのかを見せてくれます。
また部屋は個室になっていて、大きなテレビ画面でレントゲン写真なども先生が線を引いたりしながら見せてくれます。
そして極力歯は削らないという方針があるので、小さな虫歯などは積極的には削らず温存させます。
今回も、実はいくつか虫歯があったのですが(Bに言われました)Cでは虫歯はないと言われました。
 
Bは必要なのは虫歯の治療よりも虫歯をつくらないよう予防をする事。
と言っていますが、治せる虫歯はどんどん直していこうと言う感じです。
価格は良心的ですね。
先生が1人で3人の患者さんを代わるがわる診て行くのですが、衛生士さんとの息もピッタリで
合間でクリーニングをしてくれたりします。
子供の時から通っているのもあり、たまに虫歯があったり結構進行した状態で行くと怒られます。
 
Cは大きな歯医者さんですがこちらも雰囲気はアットホームな町医者感がありました。
しかし受付は普通の内科クリニックのような感じでしたし
常勤の医師がたくさんいてきっちり担当が決まっているようでした。
Webページには英語での受診も可と書いてありました。
 
 
どこが良いのかは、人やその時のシチュエーションによって変わりそうですね。
今後日本に帰って歯医者さんに行きたい時は、私はきっとBに行くと思います♪
 
 
しておそらく、今回の3箇所で支払った総額と比べても
カナダで同じような治療をする際にかかる費用の方が断然高いと思うので
短期での転入でも住民票を入れさせてくれた市役所には感謝です。
 
これを機に、そろそろ歯医者保険に入らないとだなと改めて思ったのでした。