(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

勤続3年目になりました。

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今月でエドモントン暮らしも3年目に突入しました!
当初は期間限定のつもりで引っ越してきましたが、なんだかんだこのままいくとユーコン在住歴を追い越してしまいそうですね。
 
エドモントンに引っ越してきて一番良かったと思っていることは今の仕事に就けたことなので、今日は仕事のことについて書きたいと思います。
 
 
一応書いておくと、私の仕事はSewer(縫製師)です。
ボートのカバーや車のシート、室内装飾などをオーダーメイドで作る会社で働いています。
 
これまでミシンはずっと洋服作りのためにしか使ってこなかったので、生地の素材や厚み、ミシン針の太さ
そして何より作るものの大きさに最初はあたふたしっぱなしでしたが、大好きなミシンを1日中さわっていられるので
私にとっては天職だと思っています。
 
前にもこんな記事を書いていました。
 
ただ最近、どんなに好きな仕事でも対人関係が良くないと楽しくなくなる事もあるのだと知りました。
 
 
 

 
 
今年の春先に入ってきたスタッフなのですが、もう定年間近位の年齢で
おそらくずっと縫製スタッフとしていろんな工場で働いてきていて職歴でも大先輩な人でした。
 
この方がとにかく私にとってtoxicな存在で、、、
 
 
まず受け入れがたかったのが、自分の仕事に対するプライドが一切感じられない事でした。
 
工場によって作っている物が違うので、技術的な部分で不足があるのは初めは仕方ないと思うんです。
しかも実技テストをパスして入社しているので会社としても織り込み済みって訳ですし。
私もそうでした。
 
しかしだからと言って、技術不足のままずっと縫い続けて良い訳ではないと思うのです。
特にこの会社は、オーダーメイドで作るので価格も相当高めなので。
 
しかし彼女は一向に成長しませんでした。
何がどう駄目なのかを説明してもらっても、それを克服するためにどうしたら良いのかを考えていないのか考えられないのか
ひたすら同じ間違いを繰り返すのでした。
 
 
そしてもう性格的に問題があるのだと気付いたのですが、彼女はなんでも起きたことは自分以外のせいだと脳内変換して生きているようなのです。
 
自分が話をちゃんと聞いていなかったから間違えたのに、教えられてないと言ったり
何がどう駄目だと教えてもらっているのも、文句を言われていると捉えていたり。
 
あまりにひどくて笑ってしまったのが、彼女がテーブルの上に登って作業をしている時に
生地が大きかったようで私のミシンの近くまで来て広げていて、立ち上がるときに私のミシンのポールか何かに背中のシャツの裾を引っ掛けて
破いてしまっていました。その時に言い放った一言が、Hirokoのミシンが私のシャツを破いた!と。
 
頭の中どうなってるんでしょうね。
 
Hirokoは若いから覚えが早いし上手に縫えるし良いよね。と言われたこともあって、かなりイラッとしました。
私は一度で覚えるようにちゃんと説明を聞いて理解する努力をしているし、常にどうやって縫えば綺麗に仕上がるか考えているし。
彼女と教えてくれる先輩は同郷なので、説明するときは母国語使ったりもしていたので何なら彼女の方が楽な環境の筈なんですけどね。
 
 
 
この仕事は1人で1つの物を縫い上げるので、彼女がどんなに成長しなくても私の縫うものに影響はないので
彼女の事は視界に入れず、私は私の仕事に集中しよう。
そう気持ちを切り替えたかったのですが、駄目でした。。
 
これがおそらく私にとって一番のストレスだったのですが、彼女が思うように縫えなかった時に大きなため息をつくんです。
しかも1日に何度も。15分に1回はあったかな。。
 
しかもため息以外にもF**k!とか、What?!  WHy?! と言っているときも。
 

 
 
 
初めは、彼女なりに奮闘しているんだから…と辛抱していました。
 
そしてそのうち彼女の性格が見えてきたので、言っても無駄な気がしたのと
私は怒ると言葉がうまく出てこなくなるので、英語でその状況はハードル高すぎる…となって、我慢の日々がしばらく続いたのでした。
 
 
最終的には解雇されて、今は新しいスタッフが入ってきて一緒に働いているのですが
その新スタッフが良い子なのもあって、どれだけストレスを抱えて働いていたんだろう私…
と日々思い知らされます。
 
 
好きな仕事に就けていれば多少のストレスは問題ないと思っていましたが、やっぱり対人関係問題は精神的に大きな影響を受ける物なんだなと学びました。
 
とはいえ、日常生活において波長が合わなかったり自分にとってネガティブな感情を引き起こす相手を遠ざける事は可能ですが
職場となるとなかなか難しいですよね。
 
そうなるとやっぱり一緒に働く相手も選べる働き方(自営)が理想的という事ですね。
何が出来るかな。
 
 
最近は精神的ストレスが無くなったお陰で、以前より疲労感を感じなくなってきた気がします。
平日の夜もちょこちょこ動けるし、休日もだいぶ活動的です。
 
新スタッフが若いカナディアンなので一緒に話したり、他の英語ネイティブとの会話を聞いたりすると
やっぱりこれまで自分の周りにいた移民とは話すスピードも言い回しも違うのが刺激的で
もっと英語頑張ろう!と気合が入ります。
 
 
そんな訳で、職場での対人関係に要注意と学んだお仕事2年目でした。
 
3年目は縫製技術はもちろんのこと、もっと英語を頑張ってネイティブともスムーズなコミュニケーションが取れるようになろうと思います!
 
 
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この前初めて行ったOPA!
ファラフェルもポテトも美味しくて、ファストフード店なのに接客も素敵だったからまた行く♪