(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

サイコでトレイニーそして仏でした 〜その1〜

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 以前の記事で愚痴らせて…と漏らしていた、家購入時のゴタゴタについて今日は書かせて下さい。
 
 もー本当に、どいつもこいつも‼︎
って言うのが総評なのですが 、、、
 
大前提として、カナダと日本では文化が違う故に色々なサービスレベルも違います。
そして私は日本人なので、どうしても日本の感覚を基準にして見てしまうので、その上での愚痴だったり批判になってしまうのはご容赦頂きたいなと思います。
 要はどちらの国にも結局良し悪しはあるよねって事です。 
 
 
ではまずアルターのお話から。 
日本でお家を買った事がないのでどういうシステムなのか分からないのですが、こちらだとリアルターという家を買ったり売ったりする時のサポーターというか担当者が必要です。
 家を買いたい場合だと、見学予約を入れたりなど売主側とのやり取りは全てリアルターを通して行われる感じです。
 この人(リアルター)達はクライアントが家を買ったり売ったりする事でコミッションを貰えて給料が発生する訳ですが、このお金は売主から両リアルターへ支払われます。
なので家を買う場合、アルターは実質無料で自分たちのサポートをしてくれることになります。
 とは言ってもきちんとサポートして家を買ってもらってコミッションを貰うのは勿論のこと、その時に信頼関係を築いておけばそのクライアントが友人などに紹介してくれたり、いずれ家を売る時に自分に任せて貰えるチャンスもあるという訳です。
 
 そして我が家の担当リアルター。 
元々はそのリアルターの妹が担当だったのですが、同じ業界内でも違う分野に転職したとかで兄であるM氏が担当として引き継いでくれる事になりました。
どうやら家族でリアルター業を営んでいるようで、彼らのお母さんも事務員的に働いていて連絡窓口になってくれたりしていました。
 
M氏はいかにも不動産業って感じで(私の勝手なイメージです)、基本はちょっとチャラめのスーツ姿で登場します。
ブランドロゴどーん!なベルトにジャケット、革靴みたいな。 普段の車は黒のピックアップトラックですが、週末に内見に行く時はポルシェで現れたりもしてました。
 
そんな出立ちなので、もしかしたら普段は富裕層相手に大きな一軒家ばかり売っているのかもしれません。
我が家が買おうとしているタウンハウスやコンドにはあまり興味がなさそうというか、ひと月ほどかけて何件か回った(それなりにお互いの事が分かってきた)後ですが
さっきの家はどう思った?と聞いてみたところ
これまで見てきたのとどれも同じに見えるし、社宅みたい…みたいな感想を言ってきました。
いや、それが彼の本心なら素直な人間性で良いけれど、営業職としてはどうなのよ?!と思ってしまいましたね。
 
そんな彼、基本的な連絡や進捗報告が出来ない人で信用度が日々落ちていきました。
2回ほど、内見希望の連絡をしているのに数日返答がないことがありました。
人気の家ならサイトに出て数日で売れてしまう場合もあるスピード感のマーケットなので、もちろんこちらはどうなっているのかともう一度連絡をする訳ですが
そうするとどちらの物件も、売り手側のリアルターからなかなか連絡がなくて待っていた。そして連絡が来た時には既にペンディング(他の購入希望者が交渉に入っている)になっていたと言うのです。
 
確かにウェブサイトだと売り出し中でも情報反映に時差があったりして実際は既にペンディングになっているパターンはあるのですが、今となっては(既にM氏への不信感マックスなので)相手の返答が遅かったのではなくM氏が連絡するのが遅かったからその間に売れてしまっただけだったのではと思ってしまいます。
 
そして会った時には直接、次からそう言う時は逐一進捗報告をこちらに入れて欲しいとお願いしましたが結局改善されることはありませんでした。
 
オープンハウスに行った時に出会ったリアルターの奥さんが日本人だということで少し話し込んだことがありました。
日本繋がりというだけではなく、普通に信頼できる人だなと思えたので、正直M氏をクビにして乗り換えたかったです…
まぁタイミングが良くなかったので今回は無理でしたが、今後リアルターが必要な時は間違いなく彼にお願いするだろうなと思います。
 
 
まぁそんな関係性ですが結果的に今のお家を購入できた訳ですが、この家を売りに出していたリアルターがまた酷かった…
まさにタイトル通りサイコパスでした。
 
この家のオーナーは猫2匹と犬一匹を飼っていました。
そして階段と2階の2部屋はカーペットになっていたので、購入時の条件としてプロの清掃業者を入れることを提示していました。
確か契約書上ではMoving-out Cleaning (家電の内部、地下室も含む)みたいな文言で明記していました。
 
この条件を提示した時に、向こうのリアルターからはこれらの条件(他に小さな修繕と、融資が降り次第という条件がありました)を飲んだら本当に購入してくれるのか?という質問がきました。
正直今思うと、契約書をやりとりしているのにそんな質問いるか?!という感じですが
先に書いたように結構早いスピード感で市場が動いているので、ダメならダメで次の買い手を探したいとかそういう事なのかなとその時は思いました。
 
そして無事契約成立して、引き渡し日に家に入ってみたらドン引きでした。
元々カナダの掃除レベルを信用していなかったので、売り手に清掃業者を入れてもらった上で自分たちでも掃除するつもりではいたのですが
明らかにレベルが低いという問題ではなく手をつけていない場所が至る所に見受けられました。
 
Moving-out Cleaningと言っても業者によって清掃範囲が異なるみたいではありますが、契約書に家電の内部と書いてるにも関わらずオーブンはギトギトのままだし、地下室には入った形跡すらなく埃だらけでした。
そしてバスルームやキッチンのライトはハロウィンの装飾かって程に埃が積もっていました。。
そしてシンク下の棚の中には、清掃員のランチなのかバナナやりんごの生ゴミが放置されていました。。。。
 
引き渡し日の24時間前までに清掃の領収書をこちらに提出する約束になっていたので(もちろんM氏はこちらが催促するまで送ってくれませんでしたw)
その領収書を確認したところ、どうやら個人の清掃業者のようでしたがMoving-out Cleaningとは書かれていなかったし清掃員1人で5時間の清掃だったといいうことがわかりました。
夫が領収書に書いてあった電話番号に連絡をして、どういうオーダーでどういう内容の清掃をしたのか聞いたところ
どうやらレギュラークリーニングとしてお願いされていて、地下は掃除していないし、家電内部の清掃も言われていないとのことでした。
 
これは明らかに契約違反ですよね。
購入の条件として提示した内容が満たされていないのですから、理論上契約無効にもできるはずです。
まぁ引き渡し日の前日に領収書をもらえる手筈にしていて、こちらが確認する時間を設けていないまま引き渡し日を迎えてしまったのでどうしようもないのですが。
もしかしてこれを分かっていて、これを飲めば本当に購入するのかと聞いてきたのかな?なんて今になると思います。
 
それと一応内見時と同じ状態で引き継がないといけない筈なのに、見に行った時には普通だったブラインドがバキバキに壊れていたりもしました。
引っ越し時に壊れちゃったのかもしれませんが、だったらせめて捨てておいてよ…って感じです。
 
 
当然このことについてM氏に連絡し相手リアルターに抗議してもらったのですが、その返答がこんな感じでした。
 
こちらがやることは全てやってもう引き渡しているので何の責任も負わない。もし不満があるのなら弁護士でもなんでも使って訴えてくれて結構。
そしてうちの清掃員に勝手に連絡してハラスメントするのはやめてくれ。
 
・・・・・。
こういった事に関してあちらは場数を踏みまくっているので、この程度のことで弁護士を使ったらその方が費用が嵩むことが分かりきっているし
まさかここまできて購入取り消ししようとする人は流石にいないので、そういうことを全て分かった上でのこの強気な対応なんだろうなと思います。
 
結局自分たちが納得いく綺麗さになるまでは荷物を運び入れたくないし、でも引っ越しトラックの予約も早めに入れたいしで
これ以上ストレスを受けるよりもこれからのことにエネルギーを使おうと思い直し、泣き寝入りするような感じの悔しさはありつつも
自分たちで業者を入れたりして対処することにしたのでした。
 
こういう時に少しでも信頼できるリアルターが担当だったら、何かしらのアドバイスなのか諦めるしかないにしても何か慰めの言葉?をくれたりするんじゃないかなと思うのですが、M氏はただただ私たちと相手リアルターの間を行き来する伝書鳩状態でした。マジで使えないな!!
 
 
結構簡潔に淡々と書いたつもりでしたが(心中はメラメラしてる)、一気に全部書いたらとてつもなく長くなってしまいそうなので一旦ここで止めて続きは次にしようと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
 
 

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