(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

耳をすませばを観てこれからの10年を考えるお正月。

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明けましておめでとうございます。

Netflix耳をすませばの実写映画が配信されているのに気付き、新年早々興奮気味に観ちゃいました。

原作の漫画は見たことないのですが、ジブリのアニメ版は私の一番好きな映画です。

 

なので実写映画が22年に公開されたと知った時から、いつ配信されるのか心待ちにしていました。

賛否両論というか、結構評判が良くないという前情報もあったので、そういう意味でも早く自分の目で見たかった…

 

 

観て率直な感想としては、うーーー、なるほどね。でした。

*以下ネタバレ含みますのでご注意ください。

 

今作は原作の10年後を描いた完全オリジナルストーリーということなのですが、おそらく原作というのは漫画だけでなくアニメも含まれているのかなと思います。

漫画では天沢聖司は画家志望らしいですが、アニメではバイオリン職人、そして実写ではチェリスト志望となっていてアニメ寄りな設定だし

アニメでの大事なシーンとして聖司のバイオリンに合わせて雫が歌うシーンがあるのですが、同じように聖司のチェロに合わせて雫が歌うシーンがありました。

きっと漫画よりもアニメの方が認知度が高いので、必然的にそっちに寄って行くんでしょうね。

 

それを踏まえて私の、うーーー、の部分を言語化すると

寄せるなら完璧に寄せてくれー。かな。

 

原作の10年後を描くという事は、当然当時(10年前)の話も見え隠れしないと成り立たない訳ですが、なんだか中途半端に感じてしまったんですよね。

10年前の中学生だった主人公や友人とのやり取りのピッチというか、セリフの言い回しやリズム感はアニメそのもので、完コピを目指している感じがしたんです。

一方でストーリーは、アニメだと完全なる遠距離になる前にちょっとだけ離れる期間があり、その間に雫が最初の物語を書き上げて一歩踏み出したところで再会し、朝焼けを一緒に見るシーンでクライマックスなのですが、今作だとその辺の流れが違います。

10年後の話がメインなので、10年後に繋げるためには当たり前なのですが、アニメ版を知らない人からすると、中学生の男女が一緒に朝焼けを見るタイミングって何事?!と思わないのかな‥と少し引いて見てしまいました。

 

それから、最初に書いた通り歌を歌うシーンがあるのですが、アニメではご存じカントリーロードを歌っています。

それが実写版では翼をくださいになっていました。

 

冒頭のシーンで大人になった雫が朝焼けを見ながら口ずさんだ歌がカントリーロードじゃなかったことで、あぁきっと大人の事情で使えなかったんだな。。。

という考えが浮かんでしまって、所詮は商業映画だもんな、作った人がアニメの耳をすませばをどう好きかはわからないしなと残念な気持ちになってしまいました。

 

映画を観た後にプロデューサーのインタビュー記事を見たら、カントリーロードは使えないので別の歌を探した結果翼をくださいになったと書いてありました。洋楽だと中学生なのにと違和感が生まれそうだから、合唱で歌われるような歌が良いということで選んだと。

翼をくださいもストーリーには合っているし、良いんですけどね。

でもでもやっぱりそこはカントリーロードが良かったよー。

あの歌詞を中学生の雫が書けるってすごい事だと思うんですよね。

だからこそ当時の私に刺さった。だからやるなら使って欲しかったー。

 

他にもストーリーや見せ方で、整合性を取ろうとした結果違和感が生まれてるように感じてしまう部分がありました。

まぁ主観なのであくまで私の感じ方ですけどね。

 

 

それでも、うーーー、という音にはポジティブな感情も含まれています。

 

というのも、聖司と雫の出会いのきっかけでもあるシンボリックな場所が図書館なんですが、なんとその図書館に地元の図書館が使われていたのです。

建物の外観から中まで、私が子供の頃からお世話になっていて一番好きな地元の図書館がそのまま使われていました。

父親がよく図書館を利用していたので元々私も好きな場所でしたが、耳をすませばを見てさらに好きで特別な場所になっていったので

そんな場所が劇中で使われているなんて…エモすぎる。これってもはや私も物語の中に入れちゃった的な…いや入れてないよ、わかってる。

良い感じに古くて自然もある感じがストーリーに馴染んでいたと思うし、ロケハンした人にはよくぞ見つけてくださったと感謝の意を伝えたい!

 

 

そんなこんなで、所詮商業映画と言いつつも、その商業映画に触発されて青春時代を過ごしてきた自分なので

やっぱりその後のストーリーはずっと妄想していました。

あれから、10年。

中学生にとったら永遠のように長い時間ですよね。

なかなか花開かず挫けそうになるけど、夢を手放したら相手と自分の世界が違うことを認めるようで必死にもがく。

けど結果は出ない。

その途中で、現実との狭間でバランスをとる事に気を取られたり、実現可能性の高そうなものに目移りしてしまったりして

諦め、挫折。なのに、なんとなくそれが大人になることなんだと社会になだめられた気がしたり。

 

いやーエンタメってすごい。

 

あれから、10年。

 

なかなかのパワーワードですね。

 

 

新年ということで、余計に考えてしまいます。

ここからの10年も。

 

夢という言葉がちょっと崇高すぎるというか、あまりしっくりこなくなってしまったけど

この人生でやっていきたいこと、なっていたい姿みたいなものはぼんやりあります。

自然と共生し、サステナブルな暮らしを身につける。森の中でなるミシンの音。纏うもので自分を表す。

まだまだふわっとしていますけどね。

 

カナダに来て今年で10年目になりますが

こちらで暮らすようになって、ようやく自分の本当の考えや感覚が見えるようになったなと感じます。

なのでここからの10年は、それをちゃんと表に出していきたいですね。

承認欲求に近いのかもしれないけど、自分はここにいると知って欲しいし、こんな人間もいるから大丈夫だよって伝えたい。

 

 

そんな感じで新年早々ノスタルジーかつグルグルした思いに浸っていたら、あっという間にお正月休み最終日となってしまいました。

ここ数年は元旦のおせち代わりにちょっと豪華なお刺身を食べているのですが、今年は日本で食べたお刺身の記憶がまだ残っているからかあまり美味しく感じなかったり、糖質制限をしているのでお餅を作らなかったりでいつも以上にお正月感がなく、ただの連休って感じでしたけど。

また明日から気持ち新たに頑張ろうと思います♪

それでは皆さま今年もよろしくお願いします。

 

 

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