
ほぼ英語力ゼロなポンコツ状態からスタートしたカナダ生活。
カナダ入国前に行ったセブ島でのプチ留学(4週間)から数えたら、ちょうどまる9年間英語環境で暮らしたことになります。
英語圏で暮らせば自然と話せるようになるし、5年も外国に住んでいれば余裕で英語ペラペラになれると思っていましたけど、とんでもない。
未だに何を言っているのか全く理解できない時もあるし、言いたいことが伝わらずモヤる瞬間も多々あります。
英語圏で暮らせば自然に話せるようになるというのは、ものすごく最初の段階の話で、住み続けた分だけ上達する訳ではないと思います。
ただ移住をしただけで、職場と家の往復。
お家では母国語で話す相手がいたり、テレビやネットなどの情報を母国語で受け取っていると、あまり効果が得られないと思います。
お買い物やバスで知らない人と会話をする場面ってあるにはありますが、例えば店員さんとのやりとり(注文や商品の場所を聞くなど)って結局は毎回同じような言い回しですし
知らない人とのスモールトークも、地域によって発生率はかなり差があると思っています。
私のように全く話せない状態からスタートした場合は、当然注文すらできなくて、でも生活していたら避けられないので勝手に場数を踏むことになり
いずれ注文ができるようになる訳ですが、それを続けたからと言ってペラペラにはなれないのです。
そして日々の暮らしの中で大きな割合を占める仕事も、職種や地域によって自分と同じような移民で英語ネイティブじゃないスタッフが同僚のパターンだと、英語力向上という点では物足りないと思います。
これは私自身の体験ですが、自分なりに新しく覚えた単語や表現を使って話してみた時に、あーこれ伝わってないやつだーと思うなんとも言えないリアクションをされる時があります。
この時に、私のワードチョイスや文法が適切じゃなくて伝わらなかったのか、はたまた発音が悪くそもそも聞き取ってもらえなかったのか、という原因の他に
相手の脳内ボキャブラリーに登録されていない表現を使っていたために伝わっていないという可能性も浮上してきます。
仕事をする上では、正しい英語よりもお互いの意思疎通の精密度が高い方が良いと思うので、こういう場面に何度か出くわすと諦めとも違いますが
ここでは試せない(伸ばせない)なと思って向上心が薄れがちです。
これは私自身の努力不足も大いにありますが、そこは一旦棚に上げておいて今日は
どうやったらもっと効率よく英語力を上げられたのか、ぼんやり考えていたことをまとめるつもりで書いてみようと思います。
セブ島留学をしていた時に、
子供の頃に発話が早かった人は英語習得も早くて、言葉が遅かった子供は英語習得も大器晩成型らしい
という話をしている生徒さんがいました。
それの真偽は分かりませんが、言語習得のアドバンテージになり得る性質はいくつかあるなと出会ってきた人を見て感じます。
1、言いたいことを(母国語で)はっきり言える
そもそも自分の考えを母国語で言語化できないと、英語でも話すことがないので、それこそ注文や仕事での業務連絡など形式的な英語は上達させられてもペラペラにはなれないかなと思います。
2、推察力がある
最初ってどうしてもスラスラ英語が出てこないし発音だって良くないです。それでも相手に伝えないといけない場面で、必ずしも相手が寄り添って聞きとってくれる訳ではないので
伝える努力と並行して、聞いてもらえる根回しも必要だなと思っています。
推察力というか上手に相手の懐に入り込める陽キャは最強だなと思いますね。
3、想像力を働かせられる
言いたいことがあっても、自分の脳内単語帳にはピンポイントな単語や言い回しが入っていない時に自分の言いたいことを分解して、持ち駒だけで表現できる人は発言率も上がるし上達も速い気がしますね。
4、頭の回転が速い
英語脳が作られるまでは、母国語→英語の翻訳を毎回脳内でしないといけなくて、処理速度の速い人は会話の流れを崩さずにそれができるので
会話が続きやすくより上達が早いなと思います。
5、耳が良い
よく歌が上手い人は英語の発音も上手いと言いますが、あながち間違ってないだろうなと思います。
私には聞き取れない音の差を聞き取れているから、すんなり発音できるんだろうな。
そして、性格と段階によって、必要なインプットとアウトプットの割合は変わってくるなとも思います。
もし自分が頭の回転が早くて記憶力も良かったら、最初はひたすらインプットに徹して、脳内に頻出フレーズや単語を大量にストックし、その後スパーリングのようにアウトプットしまくります。
陽キャで耳が良ければ、テキストなどでのインプットはせずにまず外へ出て、直接人からインプットしてその場でアウトプットしていただろうなと思います。
シャイだしあまり言語化が得意じゃないタイプなら、生身の人間とのアウトプットは初めのうちは避けて、AIで壁打ちのように経験を重ねて耐性をつけていくと思います。
世間ではいろんな英語習得メソッドがあって、どれも正しい方法なんでしょうけど、全員にハマる方法という訳ではないんですよね。
だからこそ自分がどういう人間なのか知っていることが、習得への近道になるんだろうな。
ということを9年かけて体感したのだと思います。
まぁ私は9年間かけて英語を勉強していたというより、9年間英語を使って生活していただけですけどね。
それでも、せっかく身につけたものを風化させてしまうのはあまりに勿体無いので
日本に帰ってからは、ちゃんと英語の勉強をしていこうと思っています。
私は言いたいことは言わないと気が済まないタイプですし、考えを言葉にするのも好きというかむしろそうしないと伝わらない(相手にわかってほしい)と思っているタイプなので
最低限の意思疎通ができるようになった今、日本語で考えていることを同じように英語でも伝えられないことが結構なストレスになっていました。
いうてもそこまでしっかり話こめる相手がいなかったので、そんなにストレスを感じるタイミングが頻繁にあった訳ではないですけどね。
日本にいながらにしてペラペラになった人も普通にいるし、結局はやり方次第。
いつか英語のブログが書けるくらいまでは鍛練していこうと思います。
いや、本帰国が決まってから勉強始めるのかよって感じですね。
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