
以前よりブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、我が家は2024年10月にエドモントンで中古の家を買い、2026年6月に売却しました。
なので住んだ期間は約1年半ということになりますね。
我が家は元々約4年間賃貸でコンド(アパート)に住んでいたのですが、ありがたいことにその間家賃が一度も上がりませんでした。
なのでそのアパートを出ないといけなくなり、賃貸情報を集め始めて、ようやくインフレで家賃相場が爆上がりしていたことに気付きました。
アパートは2ベッドルームで家賃は当時(2020年から)$1,100だったのですが、2024年に同じようなスペックの家を借りようとすると$1,500が相場となっていました。
日本の賃貸だったら基本2年更新だったと思うので、更新のたびに約2万円家賃が上がっていったということですよね。恐ろしい、、
我が家は元々森暮らしをしたかったので、森の土地を買うための貯金をしたかったし
エドモントンで家を買おうなんて全然考えていなかったのですが、
賃貸でここまで払うなら、いっそのこと買ってしまった方が結果的に手元に多く残るのでは?!という考えにいたりお家購入に踏み切りました。
しかし結局は日本への本帰国を決めたので、わずか1年半で売却という事になったのですが。
そんな訳で今日は、実際に購入時にかかったお金や売却時に戻ってきたお金を振り返ってみて
賃貸のままの方が良かったのか、購入して正解だったのか考えてみようと思います。
まず最初に感覚的な話をさせてもらうと、感情的には購入して良かった方に100%です。
そもそも日本でも家を買うという経験はなかったのですが、それがカナダで体験できたというのが良かったですね。
カナダならではな緩さというか適当さにイラっとすることもあったし、英語での情報収集に四苦八苦したりもありましたが、良い経験ができたなと今では思います。
そして持ち家だと色々いじったりメンテしたり自由にできるのも良かったです。
結果的に1年半で出てしまったので、あまり多くのことは出来なかったのですが、庭で野菜を育ててそれが食卓に並ぶという経験ができたり、コンポストをやってみたり。
壁に釘を打ったり賃貸だとやりにくいことも気楽にできました。
雪かきや草刈りなどのメンテは大変ではあるけど、嫌いではなかったのでそれもそこそこ楽しめました。夫は草刈りというか屈強なタンポポにうんざりしていましたが。
あとは立地もあるけど、集合住宅じゃなくなったことで圧倒的に周辺の人の数が減って静かになり、暮らしやすくなりましたね。
アパートは4階に住んでいたのですが、窓を開けていると向かいのアパートの駐車場で車のドアの開け閉めやリモコンのロック音、話し声なんかが結構聞こえてきて、睡眠の妨げになっていました。
持ち家になっても周りの音がうるさい時はあるのですが、おかしな時間ではなかったり完全に知らない人ってわけでもない分まだマシだった気がします。
感覚的な話はこのくらいにして、現実問題どうだったのか、お金の話に戻ろうと思います。
まずお家の購入金額ですが、ズバリ$200,000でした。
2ベッドルームのデュプレクス(1件家が2棟くっついた建物)なので、初めて家を買う人向きな物件で価格も妥当だったんじゃないかと思います。
購入時はリアルター(不動産エージェント)への手数料がかからないので、必要なお金は頭金以外にはインスペクション(建物の人間ドッグ的なもの)代の約$700と
弁護士費用でした。当時の資料が見つからなくて正確な金額は覚えていないのですが、たしか弁護士には$1,500位支払った気がします。
我が家が入れた頭金は$34,000で、毎月のローンは約$1,100でした。
ローン金額にはプロパティタックス(日本だと固定資産税?)の積み立ても含まれています。
(ちなみに金利は4.69%!!でした。
それから我が家は一軒家ではなくタウンハウスだったので、コンドフィー(管理費)が毎月約$400かかりました。
アパートの家賃相場が$1,500だったので、ローンとコンドフィーの合計が$1,500だったら
不動産が資産になり得るカナダなら買った方が得なのかなという考えで、当時この金額のお家を選びました。
しかし持ち家となると、余分にかかるお金が結構ある事に住んでから気付かされました。
例えば光熱費。
アパートでは水道とガス、管理費が家賃に含まれていたので、自分で支払っていたのは電気代のみでした。
しかし持ち家となれば全てを自分で支払わなければならず、水道、ガス、電気の他にごみ収集のお金まで必要でした。
ヒーターはガスなので、アパート時代との比較が出来ないのでなんとも言えませんが、集合住宅よりも建物を温めるエネルギーは確実に必要そうなので暖房費は持ち家の方が割高になりそうですね。
それと火災保険などの保険も増えましたね。
我が家は結構ミニマムなプランにしていたと思いますが、年間で$500ちょっとでした。
あと我が家はタウンハウスだったので、建物の外側(外壁や屋根、ゲートやフロントヤード)は管理費でメンテされますが
内側のメンテは戸建て同様各自でやらないとなので、そこは住めば住むほど費用がかかっただろうなと思います。
結局変えないまま終わりましたが、キッチンの換気扇がカナダではスタンダードな循環型(取り込んだ空気がフィルターを通ってそのまま戻ってくる)から日本式の外に空気が出ていくタイプに工事し直したかったのですが、見積もりでは工賃だけで$1,200かかるようでした。
また給湯器が結構古かったので向こう数年のうちに取り替えが必要で、費用は大体$5,000位だと聞きました。
階段やベッドルームがカーペットだったので、業者に清掃依頼をすると大体$200位かかっていました。
機械を買う人もいれば、機械をレンタルして自分で掃除する人もいて、長期的にみたらその方が安上がりな気がしますね。
そんなこんなで、賃貸に引っ越していた方が毎月の出費は確実に抑えられましたね。
ただだからと言って賃貸が正解だったと結論付けるのはちょっと早い気がしています。
というのも、今回の売却価格は購入時よりも上がり$210,000でした。
そして売却時にかかるエージェントへの手数料、弁護士費用、そしてローンの途中解約によるペナルティなど、全てを精算してもなお手元にお金がいくらか残ったのです。
金利が4.69%な上に最初の1、2年てほとんど利子の返済に充てられるので元本が全然減ってなかったのに。
もちろんエドモントンの不動産状況やカナダの経済状況など、いろんな事のタイミングがあるのでいつでもそうという訳ではないでしょうが、今回に関してはたった1年半で売っても利があったという事なんですよね。
なのでもし当初の思惑通り5、6年住んだ後に売却していたら、森の土地を買えるくらいの利益になっていたのではないかなと思うのです。
金利も高い時期だったので、更新時にはもう少し下がっているだろうからその分繰上げ返済していける目論見でしたし。
まぁ実際のところはどうなのか、あと5年住み続けてみないと分からない事なので検証のしようがないですけどね♪
気持ちの部分も加味すれば持ち家が正解だったと思えるので、我が家の場合は
カナダに住むならお家は買って正解と結論付けて良いのかなと思います。

