(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

ブログについて

 
初めまして、当ブログに興味を持っていただきありがとうございます。
 
このブログにたどり着いてくださったということは、ユーコンに住んでいたり
移住を計画中の方でしょうか?
もしくは、ゼロウェイストな暮らし方やアップサイクルに興味のある方でしょうか。
 
どちらにせよ、きっと普通に生きていたら出会う予定になかったかもしれない私を見つけてくださって
足を止めてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
インターネットの力って本当にすごい!ですね。
 
 
せっかくなので、ブログ筆者である私hirokoのことを少し紹介させてください。
 
私は東京郊外で生まれ育ったハンドメイド大好きな30代主婦です。
 
子供の頃から、常に都会の方を向いて(憧れて)生きてきたので
東京といえども地元はそこそこ自然豊かだったりしますが、全く見向きもせずに生きてきました。
 
新宿にある服飾専門学校を卒業してから15年ほど、これまで仕事だったり趣味だったりしながらも
ずっと物作りには携わってきました。
 
 
ここまでの私の人生は、自然はおろか英語海外移住にも縁のない
本当に、かすりもしない人生でした。
 
 
そしてそれが大きく変わったきっかけが、結婚でした。
 
夫は私とは正反対の人生を送っていて、海外生活を経験し英語が話せて
自然やアウトドアが好きな人でした。
 
 
もともと結婚に対する思いが強かった私は、結婚をすると新しい人生がスタートするのだと思っていました。
 
今の人生の延長ではなく、全く新しい1からのスタートのような。
 
なので、住む場所も今いる場所ではなく
2人が幸せでいられる場所を探すものだと、漠然と考えていました。
 
そしてその結果たどり着いたのが、カナダのど田舎であるユーコンだったのです。
 
 
 
夫との出会いが私の人生を大きく変えたのは言うまでもありませんが、その先で出会った
ユーコン大自然が、さらに私の考え方を大きく変えてくれたと思っています。
 
ちなみにユーコン準州はカナダ北部に位置していて、サイズでいうと日本の面積の1,3倍にもなります。
しかし人口は4万人ほどです。
 
冬は-40℃を超えることもあるような厳寒地ですが、手つかずの自然が本当に美しいところです。
 
 
それまで自然に全く見向きもせず、アウトドアにも興味のなかった私ですら魅了されてしまうほどの大自然です。
 
しかしそんなユーコンの魅力は、自然だけではありません。
何もないことが素晴らしいのです。
 
何もないのが魅力ってなんだか変な感じですが、何もかもが揃っている東京で生きてきた私からすると
とても大きな衝撃だったのだと思います。
 
 
何もないことで、自然に色々な習慣や考え方が削ぎ落とされていき
その中で唯一なくならないものは、そこにある美しい景色と時間でした。
 
よく田舎は時間の流れがゆったりしている…と聞きますが、そうなのかもしれません。
 
これまで無意識に、やらないといけないと思い込んでいたことから解放され
時間が手に入り、自分の暮らしに意識が向くようになりました。
 
  すると
この自然を自分たち(人間)が責任を持って守らないといけない。
 
という自覚が芽生え、それによって物作りに対する考え方も変わっていきました。
 
むやみやたらに作るわけにはいかない
自分の手でゴミを生み出す確率を上げてしまってはいけない
 
と思うようになり
廃材や古着を使って新しいものを生み出すアップサイクルな物作りへシフトしていきました。
 
 
そうすると徐々に興味の範囲が広がっていき、今は暮らし全体で
ゴミを出さない方法を模索するようになり、ゼロウェイストな暮らし方も勉強中です。
 
 
 
…少しと言いながだいぶ長くなってしまいましたが、何か共通点や共感できるポイントを見いだせてもらえていたら嬉しいです。
 

こんな私が、海外生活に四苦八苦しながら理想の暮らしを追求していく様子を記しているのが、このブログです。

 
 
 
****************** 
 
新しいことを始める時に、勇気がなくて一歩踏み出せない
という状況を経験したことがある人は少なくないと思います。
 
しかしそんな時に足りないのは、勇気ではなくて圧倒的な情報量だそうです。
その先に関する情報がないから、踏み出すのが不安で躊躇してしまうのだそうです。
 
ユーコンへ来る時も、今も
私は随分とネットの情報に助けられました。
 
もし私のブログから何かしらの情報が手に入って、それがわずかにでもあなたが踏み出すきっかけとなれたら
こんな素敵な事はないなと思っています。
 
 
*************************  2020年12月 hiroko