
行ってきました、今年最初で最後のキャンプ@ジャスパー!

ジャスパーが山火事の被害に遭ってもう2年は経ったと思っていたら、まだ去年の出来事でしたね。
当時のニュースで、ホテルが燃えてそこで働く従業員用の住居もなくなって…というのを読んだので、自然の中だけでなく生活圏にも被害が及んでいる事は想像していたつもりですが、実際に行ってみると結構衝撃的な風景が多々ありました。
山火事が起きる原因は気候変動+雷による自然由来のものと、人間の不注意などによるものと2種類あるみたいです。
少し調べていたら、ゾンビ火災なる恐ろしい現象を知りました。
冬の間地中で燻り続け春になって再燃する火災の事らしいのですが、冬の間って普通に雪が積もってるし気温も-20°とかなんですけどね。
土の中ってそんなに保温力高いんですね。

お土産屋さんなどが並ぶメインの通りのガソリンスタンドが一軒跡形もなくなっていました。
通りを挟んだ向かいのお店は無事だったみたいですが、ガソリンスタンドに火の手がまわったということは相当燃え盛ったんでしょうね。
映画だとガソリンスタンドに火がつく=爆発するイメージですけど、実際はどうだったのでしょう。。
一昨年行った時に撮った教会もこんな姿になっていました。


風で火の粉が飛んで、それが建物の材質によって炎上したりしなかったりということなのか、街の中でも被害のある建物と無い建物が混在していました。
国立公園内ですし森の中に住む以上は、森林火災について理解して家を買ったり住む事を決断しているでしょうけど、まさかこんな事になるなんてって感じなのかな…と特に知り合いがいる訳でもないですけどちょっと気分が落ち込みました。
夫がワーホリ時代に住み込みで働いていたホステル(すでに閉業して廃墟)の別棟が全焼していて夫もショックを受けていました。

それでもせっかく来たのでキャンプを楽しまないと!
というわけでキャンプ場に向かい受付を済ませるとまさかの事実発覚!!
私たちが予約した場所は、ファイヤーピットのない(焚き火ができない)サイトでした。
全てのサイトにファイヤーピットが付いているものだと思い込んでいて、予約時によく確認していませんでした。。
でもそういえば、前回予約した時はサイト使用料以外にオンライン予約の手数料やらファイヤーピット&薪の使用料など
なんか細かく請求してくるなーと思った記憶がありました。
駆け込みだったし空いているサイトも数箇所しか残っていなかったので焦りすぎました。
しかもキャンプ場内にいくつかある共同調理場にあるはずのファイヤーピットも(おそらく山火事以降)取り去られていました。
仕方ないので受付のお兄さんに聞いて、近隣のファイヤーピット付きのピクニックサイトがある湖へ行くことにしました。
当然ながら湖の駐車場はめちゃくちゃ混んでいて、入り口に立つスタッフからも
中へ進んでも良いけどいつどこの駐車場が開くかはわからないから
運が良ければすぐ停められるけどなかなか大変だと思うからそれでも良ければお進みください
と言われ、3つある駐車場をダメもとでグルグル回りこれでダメだったら諦めようとしていたところ、目の前で一台出ていきました!ラッキー♪

アルバータというかカナダのほとんどの地域は海がないので、こちらの人は湖をビーチと呼んだり海のように楽しみます。
この日も結構暑かったので、多くの家族連れが湖で思い思いに遊んでいました。
私たちは水着じゃなかったので、足湯ならぬ足水で涼を取りましたがとっても気持ちよかったです。

景色と足水を満喫したのち火を焚べて夕食を取ったのですが、かなり暑かったので結果的に自分のサイトで調理することにならなくて良かったのかもしれません♪先に設営していたテント内に熱気が篭りそうだから。
ただお肉を焼いたので一緒にビールを飲みたかったのですが、公園内での飲酒がOKなのか定かじゃなく一応控えたので
そこだけ少し物足りなかったですが(笑
キャンプ場に戻ってからお待ちかねのビールタイムです。
ちょうどスーパーで柿ピーぽいお菓子を見つけたので、ビールのお供にと持ってきました。

おかきはちゃんと日本の柿の種だったのですが、味付けが外国式のやたら辛いワサビ味でした。
(こっちのお寿司についてくるワサビってなぜか日本のより断然辛いんですよね。)
ビールと柿ピーはどこにいても最高の組み合わせですね。
そしてしばし大自然の中での読書タイムをしていたら、訪問者が現れましたよ。

エルク(ヘラジカ)です。
受付で今はエルクの出没率が高くてアグレッシブだから気をつけてと言われていましたが、食事に夢中で人間は眼中になさそうだったので
ありがたく撮影させてもらいました。
動画も撮ったのですが結構近くまで来たので、編集してそちらもシェアしたいと思います♪
キャンプ場の周りに生えていた木々も結構燃えてしまって、日陰の一切ない荒地のような場所だったうえに結構晴れて日差しの強い日だったので
テント内もかなり暑くなって眠れないんじゃないかと思っていましたが、日が暮れたらしっかり気温も落ち着きよく眠れました。
むしろ翌朝は焚き火で暖をとりたくなる位に冷えていました。

2年ぶりのキャンプというか大自然の中だったので、あーやっぱりこれだよね、こんな景色を見ながら毎日生活したいよね。と改めて夫と願望を共有しました。
そしてやっぱり少なくとも年に一度はキャンプに行こうと決めました。
あと全然関係ないですが、年の差夫婦な私たちが唯一共通する推し映画であるランボーのロケ地巡りも数年内にしようと決意しました!
色んな技術が発展した現代でも、なかなか対応しきれない自然災害。というか自然の圧倒的な強さみたいなものを今回マジマジと感じましたが
それでも、だからこそ?自然に溶け込んだ暮らしができるようになりたいし、なっていかないといけないんだろうなと思ったのでした。
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カナダランキング
夫の新しいスマホで撮ってもらった写真。
新しく作ったスマホケースやっぱり自然の中の方が映えます。

