ようやくコンポストを始める準備ができましたー!
私はもったいない精神がだいぶ強めなので、ゴミを簡単にゴミにしてしまうのがとてももったいなく感じてしまいます。
なのでゴミになる物でもクラフト材料になりそうなもの(ピスタチオの殻とか空容器とかとか)は取っておく習性があるのですが、そういう訳にはいかないのが生ゴミです。
野菜クズなど生ゴミになる部分を最小限にとどめる努力が大前提ですが、それでもゼロにはなかなか出来ないですよね。
臭いが気になるので我が家では回収日までは冷凍庫で保管しているので、その冷凍庫のスペースももったいなく感じています。
そしてそれを解決してくれるのがコンポストという訳です。
おそらく皆さんご存知かと思いますが、コンポストは家庭から出る生ゴミや落ち葉などの有機物を、微生物の力で発酵・分解して堆肥にするシステムです。
ゴミから栄養たっぷりの土を作って、それを使って野菜を育てるという循環は私のもったいない精神も満たしてくれるとても豊かな暮らし方だなと思うのです。
日本語でコンポストについて調べていると、”キエーロ”というワードをちょくちょく目にします。これは
土の中にいるバクテリアの力で生ごみを分解・消滅させる生ごみの処理方法で、虫や臭いの発生が少ないのが特徴です。
分解された生ごみは、水や二酸化炭素になるので土の量はほとんど増えないのだとか。
そしてこれは日本で考案された方法のようです。
家庭菜園をしないお家や、するけどベランダでプランターのみなど、限られたスペースの場合は堆肥が余ってしまうし虫や臭いのこともあるので、キエーロの方が合っていそうですね。
日本だとそういう家庭の方が多そうなので、そう思うと日本で考案されたというのも必然という感じがしますね。
我が家の庭もそこまで大きくないので、堆肥が十分な量作れるようになったらキエーロも試してみたいなと考えています。
前置きが長くなりましたが、生ゴミを投入する入れ物(コンポスター)を手作りしました!というのが今日の本題です。
そして作ったものがこちらです。


アクセントに蓋の取手を流木にしてみたのがお気に入りポイントです♪
私は何でも自分で手作りするのが大好きですが、木工は初めてなので工具を揃えるところからのスタートでした。
多少の経験はある夫が必要最低限の工具を見繕ってくれて、ドライバー、ドリル、サーキュラーソー、ハンドソー、ステープル、定規などなど揃えましたよ。
工具って同じような物がいろんなメーカーから出ていてどれを買えば良いのか迷いますが、我が家は結局メインはMakitaに落ち着きました。
他のメーカーの方が知名度は高いのですが、やっぱり日本のメーカーってだけで安心感を覚えますね。
工具が揃ったら材料集めです。
材料は前に書いた記事で載せた物ではなく、私の職場で出たパレットを解体した板をメインに使いました。
蓋のフレームに使っている薄い色の部分と箱の内側のコーナーに付けた角材だけ、新しく購入しました。
ちなみに蓋の焦げ茶色の角材は、ホームセンターで誰かが購入後にカットした後に捨てて行った端材なので無料でゲットできました。
蓋に這わせているビニールは職場で出た端切れを使ったのですが、流石に全部を綺麗に覆えるサイズの端切れは無かったので、一部寸足らずです。
機能的には問題ないけど見た目はちょっと気になるので、いずれ何かでデコレーションして隠そうと思っています。
作業をしていたら隣の家の子供たちが、花を摘んできて私たち夫婦にあげるという遊びにハマり出したので、ひとまずもらったミニブーケで寸足らずな部分を隠してみました。
そしていよいよ組み立て。
私が簡単な設計図から木材の必要寸法を計算して印を付け、夫がカットするという分担でやってみたのですが、一部私の計算が間違っていて短くカットしてしまうという事態が起きました。
普段布(平面)しか扱わないので、立体物の場合板の厚みを考慮しないといけないことが完全に頭から抜け落ちていました。
けどまぁそもそも厳密な寸法で仕上げないといけない物でもないので、それでもなんとか形になりました。
初回だしまぁまぁこんなもんでしょって感じですね。
よくYouTubeでDIY動画を見るのですが、やっぱり簡単そうに見えているだけで実際やってみると結構難しいんですね。
釘を一本挿すのでも、ドライバーが意外と重くて片手で真っ直ぐ固定して持つのは長時間だと私には重労働だったり、そもそもどのくらいの長さの釘を用意したら良いのかも分かっていなかったり。
失敗も多々ありましたが、それでも初めての木工作品なので出来上がりの達成感は大きかったですね。
人と協力して創作活動をするのってあまり得意な方ではないですが、今後もお家のものでDIYしたいものがいくつかあるので
無事夫と2人で作り上げることができてホッともしました。
ちなみに次はガーデンベッドを作りますよ♪
こっちのが作りが単純で簡単そうなので、練習がてらガーデンベッドを最初に作っておけば良かったな…と今さら思ったり。
天気が良くなかったり体調が良くなかったりで進捗はだいぶゆっくりですが、今後も我が家のペースで楽しくDIYしていきたいと思います。