ユーコン(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎ユーコンへ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

カナダで胃と大腸の内視鏡検査を受けてきました。

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だいぶ時間が経ってしまいましたが、めでたく?!人生初の内視鏡検査を無事終えましたので
記念に体験したことなどシェアしたいなと思います。
 
 
外国での生活が長い人でも、病院や歯医者さんなど日常生活で使わない専門用語が出てくる場面は
少なからず苦戦する方が多いと思います。
 
なので私のようにまだまだ日常生活ですらスムーズに英語を使いこなせない人にとっては、さらにさらに
難易度が高くなりますよね。。
 
私は以前ユーコンの歯医者さんで検診をしてもらった際に、その場で親知らずを1本抜くことになり
麻酔と抜歯に関する注意書きを読んで、誓約書にサインを求められたのですが
あまりに突然の展開なのと、注意書きの意味が分からなすぎてプチパニックになったことがあります。。
 
結局治療費の問題で日本に行って抜歯したのですが、その時に読んだ注意書きの内容と
ユーコンの歯医者さんで読んだ注意書きの内容は実際ほとんど同じでした。
大したことは書いていないのに、英語ってだけで分からないし緊張してしまうんですよね。
 
自分がこれから何をされるのか、その流れなどがイメージできていたり
使われそうな医療英語を少しでも頭に入れておけば、当日少しは心穏やかでいられると思うので
この記事でイメトレをお手伝い出来たらなと思います。
 
とは言え、たまたま同時期に同じ検査を受けたユーコンの友人とは検査の流れが違ったので、きっと地域や病院によって
色々違う点があると思いますので、1つの事例として参考程度にしてもらえたらと思います。
 

 

 使った医療英語

事前にもらう説明資料を読み始めると、当然医療英語に関わらず知らない単語がたくさんあって
理解するのに結構時間がかかりました。。
しかしこれを熟読して理解しておくことで、当日の自分が少しでも落ち着けると思って
まずは頑張って読解して行きましょう。
 
ここでは私が当日看護師さんや先生から何度か聞いた単語を、覚えている範囲で書いておこうと思います。
 
 
まず大前提となる検査名ですが、胃カメラGastoroscopy
大腸内視鏡検査はColonoscopyです。
胃=Stomachなので、胃カメラもStomachなんちゃらかな〜と思っていたら違いました。←
 
コロナの関係で病院の入り口では体調チェックなどが行われていたのですが、その際と
実際に検査を受ける前にも看護師さんや先生から、今日は何の検査を受けるの?と聞かれたので
言えるようにしておくとスムーズだと思います。
 
それと以下こんな感じです↓
 
Anesthetic : 麻酔
Sedation : 鎮静剤
Stool : 便
Colon : 大腸
Bowel : 腸
Bowel prep solution : 下剤
 
 
麻酔=全身麻酔をイメージしていましたが、歯医者さんでしてもらうのも麻酔(局所麻酔)なのでAnestheticのようです。
今回は喉にスプレータイプのAnestheticと、点滴でSedationを打たれましたが
体感は全身麻酔のようでした。
と言っても全身麻酔の経験はないのでイメージですが。←
 
余談ですが、説明書を読んでいてさすがカナダだなと思ったのが、Stool(poop)Menstruation(period)のように
日常でも使う単語が専門用語で書かれている時に、カッコ内に普段口語でよく使われている言葉を捕捉してくれていました。
Stoolと言われたら椅子しか思い浮かばないですし、Menstruation
ぱっと見で発音出来ないですし、ポンコツに優しいカナダでありがたい限りです。
 
 
 

検査前の準備

5日前から薬の制限と、4日前から食事の制限がかかります。
 
薬の制限は鉄剤や指定の薬のみなので、普段常用している薬がある方はしっかり説明書を読んで
不安な点はファミリードクターに相談しましょう。
 
4日前から2日前までの食事では、Low-fibre foodsを食べます。
検査日当日は胃から腸まで空っぽにしないとなので、むしろ食物繊維をガンガンとって出したほうが良いのでは?!
と思いましたが、違いました。
 
生のフルーツはダメで野菜も火を通していないとダメなので、私のルーティンである
毎朝のにんじんジュースや毎昼のりんごもダメで、夕食も意識をしないとつい生野菜を取りがちで
逆に普段から結構食物繊維を多く取っていた事に気付かされました。
 
そして前日は軽めの朝ごはんまでで、食事はおしまいです。
その後検査3時間前までは液体のみで、固形物は摂取できません。
 
液体はClear fluidとして飲んで良いものとダメなものが一覧になっていました。
水だけだとカロリーが取れないからか、水だけを飲むのはだめとも書かれていました。
 
前日夜と当日朝に下剤を飲むのですが、下剤は自分で薬局に行き調達します。
あらかじめ指定されている名前の下剤ならどれでも薬局にあるもので大丈夫です。
処方箋がなくても買えますが、商品棚には並んでいないので薬剤師さんに言って出してもらいます。
 
私の場合は3種類の下剤が選択肢としてあったので、(覚えられない&発音できないので)
全て紙に書いて薬局で見せて、GastoroscopyとColonoscopyを受けるのでこれのうちどれかひとつが欲しいと伝え、出してもらいました。
 

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私が購入したこちらペグライトは、アメリカンチェリーのような味で
想像以上には飲みやすく美味しかったです。
 
ただ夜も朝も2時間以内に2リットルを飲み干さなくてはいけないので、途中甘すぎてうっとなることはありました。
飲みやすくするコツとしてストローで飲むことをおススメされていましたが、吸引力が足りないのか
飲むのに時間がかかったので、私はストローなしでガブガブ飲んだ方が楽でした。
 
下剤を飲むのも初めての経験だったのですが、想像以上の効力で驚きました。
途中からトイレの電気をつけっぱなしにして、ドアも開け放しておいて、いつでも駆け込めるようにしていました。
そして最終的には、トイレを占拠してトイレの住人と化していました。
シェアハウスや家族の多いお家だと大変そうですね。。
 
 

検査当日 施術前

朝は予約時間の6時間前に下剤を飲み始め、3時間前で飲み物の摂取もストップです。
 
私は10時の予約だったので、なんと下剤を飲むために4時起きでした。。
前日は指定通り20時から下剤を飲み始め、トイレからベッドへ移住したのは23時を回っていたので
完全に寝不足の状態で、朝の下剤2リットルをがぶ飲みしました。
 
そして前夜からこれでもかというほど下しているので、脱水症状にならないように
下剤の合間と、飲み切った後にはお水やジュースも飲みます。
そりゃ脱水症状になってもおかしくないよな…という程排出しているので、意外と積極的に飲めました。
 
普段から16時間断食をしているからか、これだけの液体を摂取しているからなのか
不思議とこの時はまだあまり空腹感はありませんでした。
 
 
そして病院には予約時間の1時間前に来るように言われていたのですが、着くと先述したように
入り口で体調チェックと、来院目的を聞かれました。
そして渡されたマスクに付け替えて、いざ検査室へ向かいます。
 
私はエドモントンにあるアルバータ大学病院で検査を受けたので、特別規模が大きかったのだと思いますが
内視鏡検査を受ける人のためだけの検査エリアでこんなにですか?!
というほど広かったです。
 
最初に案内されたスペースは、カーテンで仕切られた空間にストレッチャーのような移動式ベッドが置かれたところでした。
 
最初に対応しれくれる看護師さんは、検査に関する説明や血圧を測ったり、点滴の針を刺してくれる担当のようで
その後検査室に運んで、検査の補助をしてくれる看護師さんと
検査後にまた別の空間へ運んで鎮静剤が切れてきたのを確認してその後の説明等をしてくれる看護師さんはまた別の方でした。
 
それぞれのセクションで看護師さんは次々に新しい患者さんの対応をしていて、イメージしていた感じとは全く違いました。
 
 

 

検査当日 施術中

最初の看護師さんから説明を受けた後に、カーテンで仕切られた空間でそのまま検査着に着替えました。
検査がしやすいように背中というか背面全体が丸出しの検査着なのですが、私のブースの向いにトイレがあって
そこに駆け込むおじいさん2人の半裸を目撃してしまうという、ある種貴重な経験をしてしまいました。
後ろひらひらしてるんだから気づくでしょうよ…パンツ履いてない自覚を持ってくれ…
 
そんなこんなありつつ待っていると、2人目の看護師さんが検査室へベッドごと運んでくれました。
今日受ける検査は何か、どうして今回この検査を受ける必要があるのかと先生から質問されました。
ちなみにこれは1人目の看護師さんにも聞かれた質問です。
きちんと自分の状況を理解しているかの確認ですかね。
私の場合は体調不良ではなく、近親者の死亡理由に消化器関連のガンが多かったことで念の為検査を…
という事だったので
改めて誰が何のガンで亡くなったかなども追加で聞かれました。
叔父叔母とか、父方の…とか咄嗟に出てこなくて焦りました。
それと、自分のファミリードクターの名前も聞かれました。
 
 
体の左側を下にして寝てね。最初に胃を見て、そのあと腸を見るよ
と先生から説明があり、それと同時くらいに看護師さんが
点滴の針に管をつないで、鎮静剤を投与し始めました。
そして喉に麻酔をスプレーされ、喉周辺がぽわ〜んと麻痺してきたのを感じました。
 
その後看護師さんから、眠たくなると思うけど呼吸するのは忘れないでね!と言われました。
寝ちゃったら忘れるも何もコントロール出来ないよな…と思いつつ、既に段々と意識が遠のいていたようで
胃カメラ用に口を開けておくマウスガードのようなものを装着してもらうために、口を開けたところまでは覚えていますが
何かをくわえた感覚がないまま、次に意識が朧げに戻ってきた時には
やはり何もくわえておらず、どうやら胃カメラは終わって大腸の検査をしているようでした。
 
大腸の検査は痛くはないですが、お腹に多少の違和感というのか圧迫感がありました。
外側から押される圧迫感ではなく内側から、なんというかお腹の中に風船が仕込まれていて
それを時たま最大限まで膨らませているような?
経験がないのであくまで想像ですが、お腹の中の赤ちゃんが動いたり蹴ったりする感覚も
こういう風に内側から感じる違和感のような感じなのですかね?!
って赤ちゃんはお腹の内側にいるからそりゃそうですね。←
 
 

検査当日 施術後

その後また意識がうっすら戻った時には、既に検査が終了していて
最初のブースとは別のエリアにある、同じように検査が終わった人が集まる場所へ
ベッドごと移動されていました。
3人目の看護師さんが何かしてくれているような感じがしましたが、うとうとしてまたしばらく眠っていたようでした。
 
どのくらい眠ったのかは分かりませんが、検査が始まる時間と検査の予定所要時間から逆算すると、大体2〜30分くらいですかね。
寝起き感はあるものの、特別頭がぼーっとしているとか体がふわふわするような感覚はなく
着替えが済んだら先生から検査結果を聞くように言われました。
 
一応ゆっくり慎重に着替えを済ませると、入り口近くの椅子に案内されて先生を待ちました。
その時に検査後の注意事項などが書かれた紙を渡されたのですが、そこには私の胃や腸の写真が載っていました。
白黒だしあまり大きな写真ではなかったのでよく分かりませんでしたが、テレビなどで見た事のある映像を思い起こすと
何か悪いものが写っているようには感じなかったので、安心したのも束の間
 
次のページには腸のイラストが書かれており、そこに1つのマークがつけられていました。
マークが意味するものはポリープとのことで、一体そのポリープがどのくらいの大きさで
良性なのか悪性のものなのか…ドキドキしながら先生を待ちました。
 
先生からの説明は、胃も腸も何ら問題はなく綺麗とのことでした。
腸のポリープもかなり小さいもので、既に取り除いてあるので問題ないとのことでホッとしました♪
次は5年後に来てくれればOKとのことで、無事検査終了となったのでした。
 

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終わってみて

まれに検査中に胃や腸の壁を傷つけてしまって出血や腹痛が起こることもあり、その場合はすぐに救急へ行くように
という案内が最初にもらった資料と、検査後にもらった紙に書かれていましたが
なんの違和感もなかったので、上手にやってもらえたようです。
 
これまであまり病院にかかった経験がなく、かつ外国の大学病院ということで
かなり想像とは違う環境で、全て無事に終わってみたら面白い経験ができたなと思えました。
終わるまではとにかくびびっていましたが。
 
 
みんな忙しそうに働いていて、流れ作業のように同じ処置をずっとしているからというのもあるのか
どの看護師さんも、結構みんな早口でした。
カーテン越しに聞こえる他の患者さんと看護師さんのやりとりも、何やらジョークを飛ばしあって
楽しそうに話してはいるのですが、早すぎて全く理解できず。。
 
もちろんゆっくり話して!と言えば分かりやすい言葉でゆっくり話してくれるので、そこは心配いらないと思いますが
それよりも私は、みんなすごいなーとただただ感心してしまいました。
 
カナダなので当然ですが、看護師さんも先生もいろんな人種の人がいて
もちろん見た目だけではその人の母国語までは分かりませんが、外国語で医療の勉強をして
英語が母国語の同僚や患者さんとも普通に、あんな早口でコミュニケーションを取れているなんて
相当な努力をしたのでしょうね。
 
ましてや失敗が命取りになる可能性のあるお仕事ですし、プレッシャーも責任も相当なものですよね。
なるべくお世話にはなりたくないですが、尊い人たちだなと改めて思いました。
 

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さて検査結果は当日に聞けたので、これにて完了かと思いきや
来週ファミリードクターとの電話面談があります!
おそらくファミリードクターからも今回の検査結果の説明や、他に気になることがないか等のヒアリングをしてくれるのかと思います。
 
前回ファミリードクターに会った時に、もしかして妊娠されているのかな?と思うことがあり
それ故なのか、コロナの関係でなるべく来院機会を減らしているのかは分かりませんが
電話で面談って…今回の内視鏡検査並みに緊張するんですけど…