(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

エドモントンのゴミ分別と回収事情

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今年の冬は例年とはちょっと違うようで、雪は先月末の初雪以来降っておらず気温もマイナス3℃前後のとってもマイルドな寒さのエドモントンです。

 

これはこれで過ごしやすくて良いのかもしれませんが、私自身は雪景色が好きなので早く積もって欲しい。
そして積雪時期がずれ込んだ結果5月6月まで雪が残っているという展開が一番嫌なので、降るなら早く降って欲しいところです。
 
 
 
先日アパートにゴミ回収の変更に関するお知らせが張り出されていました。
 
かなり前にEPL(エドモントンの図書館)主催のコンポストに関するウェビナーで情報を得ていたのでなんとなく覚えていましたが
エドモントンは2027年までに、アパートやコンドなど集合住宅でのゴミの分別・回収方法を一軒家と同じシステムに変更することにしたようです。
 
 
 
これまでアパートには大きなゴミ箱1つしか設置されていなかったので、生ゴミも普通のごみも(家庭によってはリサイクルゴミも)全て一緒くたに捨てていたのが
生ゴミ、一般ごみ、リサイクルの3種類に分別して捨てるように変わるみたいです!
 
日本人にとってはなんて事ない分別ルールですよね。むしろこれだけで良いの?!って感覚すらあります。
 
集合住宅に住み続けて分別経験のないカナディアンや、違う文化を持った移民たちにとってはどのくらいの難易度なのか、順応するまでにどのくらいかかるのか
今からちょっと興味が沸いています。
そもそものゴール設定が約3年後ですし結構大変になる想定なのかな。
 
この試みはエドモントンを4つのエリアに分割して順次導入していくようで、私の住むエリアが一番手のようです。
市からは分別の一覧表と生ゴミ用の小さなバケツ(プラスチック製)が配布予定で、私の住むアパートでは来週末以降に届けられるようです。
 
正直一覧表はウェブやアプリで確認できるし、生ゴミバケツも既に使っているものがあるので我が家には必要ないんですけどね。
なんだかゴミを減らすための変更なのにゴミを増やしてしまっている感がありますが、まぁ大規模な取り組みなので仕方ないですかね。
必要な人は取りに来てね〜 だと、分別せずに今まで通りごちゃまぜで捨てちゃう人もいるでしょうし。
 
 
ちなみに分別カテゴリは以下のような感じです。

 
元々リサイクルゴミは、各カテゴリごとに分けて捨てられるゴミステーションが各地域毎に設置されています。
しかしアパートや一軒家に設置されるリサイクル用のゴミ箱は1つなので、全カテゴリを一緒くたに回収するようです。
 
これまでリサイクルゴミを一般ゴミと混ぜて捨てていた人が分別してくれるようになるのは良き事ですが
回収後に各カテゴリに仕分けしないといけないのはなかなか大変そうだなと想像します。
 
 
これはあくまで私の勝手なイメージですが、
ゴミの扱いに関しては人によってかなり差が激しいなと思っていて、それは一軒家か集合住宅住みかで分かれている気がしています。
 
一軒家はゴミ回収してもらうのにお金を払っていて、かつコンテナのサイズによって金額が違うみたいなので
なるべくゴミを出さないようにという意識が高いのかなと勝手に思っています。
 
厳密に言えばアパートも家賃にゴミ回収費用が含まれているのでしょうが、家賃のうちいくら分がゴミ回収費用で…なんて考えたこともないし
24時間いつでも捨てられるので、特に何も考えずにぽんぽん捨てる人も多いのかなと。
 
また一軒家だと庭があってガーデニングや家庭菜園をする人が多く、そういう人は生ゴミを肥料として再利用するので
自然と分別もするし、ゴミへの意識が高いのかなとも思っています。
 
 
ちなみに我が家は物が少なくお家にスペースがあるので
分別したものをある程度まで溜め込んで、一気にリサイクルステーションへ運びこむという手法でやっています。
 
生ゴミもキッチンのゴミ箱の位置的に元々分別していましたが、ソースやタレのついたラップやペーパー類も一緒に捨てていたのでその辺は今後改善の必要がありそうです。
 
私の住むアパートのゴミ置き場はゴミ箱が1つきっちり置けるスペースしかないので、どこに生ゴミとリサイクル用のゴミ箱を設置するのか
どのくらいのペースでみんなが順応して行くのか、今から楽しみにしています。
 
それと朝散歩をしていると、寒い上にまだ暗いのにゴミ箱を漁って瓶や缶を回収しているホームレスの人がいるので
リサイクル専用のゴミ箱ができたら見つけやすくなって良いだろうなと思ったりもします。
 
たかがゴミなんですが、新しい取り組みにやたらワクワクしてしまうのはなんなんでしょうね。
ひとまずこれを機に、ゼロにするまでは難しくても改めて一般ゴミになるゴミの量を減らせるように工夫していきたいと思います♪
 
 

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