ふと思ったのですが、私がカナダ(ユーコン)に来るまで全くアウトドアや自然に興味がなかったのは
両親の影響だったのかもしれません。
子供の頃を思い返すと、夏休みの旅行で海へ行くことはあっても
山へ行く事ってほとんどなかった気がします。
軽井沢や清里などの牧場へ行ってポニーに乗った記憶はありますが、それくらいです。
日帰りのお出かけも、印象に残っているのは原宿の竹下通りや演劇鑑賞、展覧会などです。
こんな感じなので、自然に興味を持つきっかけがそもそもあまりなかったのでしょうね。
なぜ突然こんなことを書いたかというと、エドモントンにいると(クオリティはどうあれ)日本と錯覚する事があるみたいで
お休みの日は外に(街に)出て楽しまなくちゃ!みたいな気分になることが増えてきました。
ユーコンでは、お休みの日は外に(自然の中に)行って楽しまなくちゃ!だったんですけどね。
やっぱり元々の、子供の時からの経験的に、遊びに行く=人間が用意した遊び場へ行って楽しむというのが私の中に根付いていて
その感覚がエドモントンで生活するうちに自然と戻ってきたのかなと考えていたら、そういえば両親と自然の中で遊ぶ経験はあまりしてこなかったなと思ったのでした。
どちらにもそれぞれ面白さや楽しさがあり善し悪しですが、せっかくユーコンに来て知った(私にとっては新しい)感覚を
これからの人生では大事にしていきたいと思っていたので、元の感覚に戻りつつある事を少し残念に思ったりします。
ま、ずっと都会に住むつもりはないので今だけの楽しみと思って割り切れば良いですね♪
今日はエドモントンのチャイナタウンで、カナダデーに関連したイベントがありました。
本当は当日(7月1日)に開催予定でしたが、Heat Warningのため延期されていたみたいです。
3時間だけのイベントだし、ユーコンであった村祭り(日本の文化を紹介?お披露目?するイベント)のような感じかなと思って行ってみたら
めちゃくちゃ閑散としていて焦りました。
メインステージと、脇にブースがいくつかあったのですが、出店という感じのものは少なく空っぽのブースもありました。
ステージではのど自慢大会のような微妙な歌の後にカナダの国歌が歌われ、その後に子供たちによる
中国の獅子舞のような踊りが披露されました。
なかなか遠くてうまく撮れなかったので、反対側に回ってみました。
なんだか盗撮のようなアングルになってしまいましたね。
普段週末に中国系スーパーに行くと大量の中国人に出くわす訳ですが、それを思うとこのイベントに参加している中国人があまりに少なくてびっくりでした。
やっぱり元々人口の多い国だと、同国出身というだけで集ったりする人は少ないのかもしれませんね。
そして見た目が中国人でも、カナダで生まれ育っていて中国文化に馴染みがない人も結構いるのかも?とも思いました。
だいぶ食べてから写真を撮るという荒技。
味は美味しくて満足だったのですが、ひとつ後悔しているのが
プラスチックのスプーンを断り損ねた事です。
都会のおしゃれなジェラート屋さんなので、スプーンがささってくることなんて容易に想像できたはずなのに…
うっかりしてしまいました。
もらってしまったからには、捨てずに洗って再利用しようと思います。
そしてその後は近所に来ていた移動式遊園地を散策しました。
移動遊園地って映画やドラマで見たことしかなくて、いかにも外国!というイメージがあって
行くだけでワクワクしてしまいました♪
乗り物はどれも回転系ですね。
空中ブランコ(回転ブランコ?)は本来結構高いところまで上がって回転すると思いますが
これが最高地点でした。
やはり移動式遊園地なので、設備的に難しいものなのでしょうね。
乗り物はどれも1回1$とかなりお手頃で、記念に1つくらい乗ってみたい気もしなくもなかったのですが
周りが子供達だらけなのと、どうしても安全面的に不安があって乗る勇気が出ませんでした。
しかしこんな設営だって相当大掛かりそうな移動式遊園地を運営していくのに、乗り物1回1$って、どこで利益をあげているのか気になるところです。
会場は一応マスクをしている人の方が多かったし屋外ですが、こんなにたくさんの人でごった返している空間に身を置くのが久しぶりすぎて
日常が戻ってきたというより、これが日常だったのか…!と新たな発見をしたような不思議な気分になりました。
そして普段自分の生活スタイルだと全く目にすることのない中学生位の若者をたくさん見かけて、これまた不思議な感覚でした。
日本語が入った洋服を着ている子もちらっといて。本当に日本のアニメって人気なんですね。
エドモントンの通常の夏がどんな感じかはわかりませんが、既にコロナの規制はほぼない状態なので
きっといつもの夏がやってくるのでしょうね。
初めてのエドモントンの夏、楽しもうと思います♪