(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

Companyの意味を体感した気がした食事会

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昨日は職場でパーティでした。

特に何かのお祝いとかではなく、なんとなくみんなで食事しようみたいな流れでホテルの地下にあるパーティルーム的なお部屋で開催しました。
これまではクリスマスだったり毎年恒例の特別な時にしか開催していなかったので、なんでもない時にみんなで集まってワイワイできるのはとっても嬉しいです。
今年はハロウィンパーティをしようとか、夏の間にピクニックに行こうとかいろいろ話が出ていました。
 
計画を立てたり、集まってワイワイ楽しめるくらいみんなとコミュニケーションを取れるようになったと思うと、この一年で少しは英語スキルも上がって、コワーカーとの関係性も強くなったという事かなと思うので、単純に楽しい以上の嬉しさがありました♪
 
 
ということでご飯はポットラックでした。
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メインはジャマイカンのチキンカレーと、フィリピンの焼き春雨ヌードル&ケバブでした。フィリピン人はお米ラブなので、もちろんライス付き。
他にはサラダ、フルーツ、ケーキなど。
 
私はキャンプ帰りでお料理する気力は無かったので、ファーマーズマーケットで日本人の方が売っているシフォンケーキを持って行きました。
一人のコワーカー(フィリピン人)が去年このシフォンケーキを食べて、えらく気に入ったという話を聞いていたので私も食べるのが楽しみだったのですが、本当にとても美味しくて感激でした。
久々にこういう優しい甘さの美味しいケーキが食べられて、なんだか懐かしさもありました。
外国人が食べているケーキってジャリジャリするほど甘いイメージがあったので、これを美味しいと言って食べてるコワーカー達を見てちょっと安心したりもしました。
 
 
宴は終始自由な雰囲気で、ジャマイカンミュージックを流して個々にご飯を食べたりお喋りしたり。コワーカーの子供や旦那さんも後から合流していました。
 
あまりに自由すぎて驚いたのが、ホスピタリティが高くて天真爛漫なイメージのフィリピン女子が、イヤホンで音楽を聴きながら一人でメインテーブルではなく端にあるソファでご飯を食べていたこと!
別に輪に入れないとか、入りたくないとかではなく、その時はそんな気分だったのか、その後は普通にみんなと話したり歌ったりしていました。
周りも自由にしているので、せっかくなんだからこっちで一緒に食べようよ!とかそういう声かけ的なものもなく。
日本でそんな行動したら、逆に周りが気を遣ったり気分が良くないんじゃないかなと思ったのは私だけですかね?!
でも私はどちらかというとこの自由な雰囲気は好きです。
みんなが決まった席にきちんと座って食事をしていたら、近くの人と会話しなくちゃ!と変なプレッシャーを感じてしまうので。
 
 
そしてもう一つ驚いたのが、こういった会に上司がいても気を遣わない!
たまたまトロントから上司が一人来ていて会にも参加してくれたのですが、もちろん誰もお酒を注ぎに行ったりはしません。
コワーカーの日本人が一度お酒を注ごうか声をかけていましたが、上司は普通に断ってました。飲みたいものを飲みたいタイミングで好きなだけ注ぎたい感じですかね。
 
日本だったら必ず上司がぼっちになる事がないよう、一人はそばに付けて話をしたり、順番に挨拶したり(お酒注ぎに行ったり)しますよね。普段同じオフィスにいない上司なら尚更に。
しかしこちらでは縦より横って感じなのか、誰も彼が上司だからという理由で接待的な行為はしないし、ぼっちになって退屈そうにしていても、上司だからではなく、楽しめていなそうだから声をかけようといったスタンスでした。
 
実際に私も上司に拙い英語で話しかけましたが、上司自体もとてもラフに接してくれて、家族の話など気さくに話してくれました。
私の会社はカナディアンより移民が多いので(本社の上司はカナディアンがほとんど)ユーコンの会社がどこもそうかは分かりませんが、日本の縦構造とは全く違うのがとても興味深かったです。