私の参加しているESLクラスは18時からなのですが、夫が参加しているクラスは17時半からです。
夫のクラスに合わせて出かけるので、私はいつも授業が始まる前に自習をしているのですが
先日一番乗りで自分のクラスに入ると、ホワイトボードにこんなものが
小さいですね。
Josephとは私のクラスの先生のことです。
この日がお誕生日だったようで、どうやら彼の上司が用意してくれていたみたいです。
カードまであって素敵ですよね!
確か去年は、授業中に突然歌いながらケーキを運んできてくれた記憶があります。
そしてこのケーキのビジュアル、さすがですよね。
可愛いけど、側面のクリームは確実に食欲減退色だと思います。。
私の先生はシャイというか
あまり去年のように大々的に注目されるのを好まないように見えます。
もちろん嬉しくない事はないと思いますが。
今回も、粛々と自分でケーキを切り分けみんなにサーブしてくれました。
一方で先生の上司にあたる方は、イベント好きというかとっても明るくて
わいわいするのが好きそうな感じです。
そもそも職場でお誕生日をお祝いしてもらえて、しかもそれが上司からとは
なかなか自分の中では想像のつかない状況なのですが
カナダではごくごく普通の光景なのですかね?!
先生と先生の上司、どちらがカナダではマジョリティなのでしょう。
残念ながらクラスメイトに先生の上司寄りな感覚の持ち主はおらず(英語が堪能でないクラスというのもありますかね)
先生も、このケーキどうしよう…とりあえず切り分けようか
といった少々盛り上がりに欠けた空気が流れていました。
先生がケーキに刺さったろうそくにまつわるカナダ(欧米?)の話をしながら、ケーキを切り分け始めたところで
いたたまれなくなったのか、インド人の生徒がお誕生日の歌を歌い始めてくれました。
ここは私もしっかり乗っかって場を盛り上げねば…
と一緒に歌い出したのですが、まさかの先陣をきったインド人生徒が
最後の♪ハッピバースデートゥーーユ〜♪のリズムで歌い出したので
一瞬で終わりました。
えっこの歌って世界共通なのは歌詞だけだったのか?!とかなり困惑しましたが
すかさず韓国人の生徒が助け舟を出してくれました。
クラブミュージックのようなアレンジのお誕生日の歌を流してくれたのでした。
お陰でなんとか和やかなムードになりましたが、いかんせんポンコツ英語な私たちなので
ケーキを食べながら大人数での談笑は結構ハードルが高く、割と静かにケーキをいただきました。
ケーキは分厚いスポンジに、控えめにクリームが挟んであるシンプルなものでしたが
やはり外側のクリームが外国特有の、少しジャリっとした激甘なものでした。
甘すぎてお腹が痛くなってしまい食べきれなかったことを、授業終了後に日本人生徒に話したら
彼女は頭痛になったと言っていました。
きっとこの甘さがちょうど良い人もいるはずで、味覚の差って面白いですね。
甘いものを食べて(大した量でもないのに)お腹が痛くなるなんて初めての経験で
インド人の歌も後になってからじわじわ来るものがあり、思い出すといろいろ笑ってしまうある日のESLでした。