(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

車購入前のバタバタ

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前回ユーコンで車を買い替えることについて書きました。

 
その後、カルガリーに到着して2日目で 無事に車をゲットする事が出来ました!
夫婦で経営している小さな中古車店で買ったようですが、とても良いご夫婦だったし、販売価格からディスカウントもしてくれたようで、ギリギリ予算内に抑える事も出来ました。
購入前は、一ヶ月位かけてずっと夫がネットで市場調査を繰り返し、希望車種を絞り込んだり車屋さんの場所をまとめたりしていたお陰で割とすんなり購入することができましたが、実際はいろんなトラブルが重なり、宿を取っている1週間の間に購入出来ないのでは…という不安もありました。
 
 
 
という事で今回は、車を購入するにあたり主にお留守番中の私がバタバタした話です。
 
 
我が家は銀行口座を3口持っています。
夫がT銀行1つと私がT、S銀行の2つ。
どれも口座維持費をかけない代わりに、常に一定額の預金を保たないといけません。
収入は私のS口座に入ってきて、普段のお買い物で使うのはT口座という少々面倒な事になっています。この辺はいつか書きます。
 
今回車を購入する際はキャッシュで(分割にはせず)払うつもりでした。
なので私のS口座から夫のT口座に購入費を入金する必要がありました。
 
S銀行はネット送金のリミット金額を把握していたので、まずはS銀行窓口へ行きお金をおろします。
キャッシュが良い?と言われたので、キャッシュでと伝えると、5分くらい待ってくれる?と言われました。
そして1分位したら戻ってきて、キャッシュじゃないとダメ?みたく再確認されました。
すぐ別の銀行に入金するから別にチェックでもいいけど、手数料かかるでしょ?と聞くと、$7,5かかると言われたのでやっぱりキャッシュでと言いました。
すると他のスタッフに何やら相談をして戻ってきました。
そして、手数料はこっちでカバーするからドラフトでも良い?と言われました。
現金の持ち合わせがなかったのか、何か面倒な作業があってやりたくなかったのか。。。
今思えば、同じ通りの並びの銀行とはいえ、防犯的にもチェックのが安心ちゃ安心なので結果良かったですが。
 
 
次はT銀行へ。
夫の口座番号を把握していないので、一旦自分のT口座に入金してからネット送金するつもりでした。
しかしやはりT銀行も一度に送れるリミットがあり、数日かけないと全額入金は出来ないとのことでした。
なのでひとまず入金だけ済ませて、インフォメーションセンターへ向かうことにしました。
インフォメーションセンターにはローカルのみ無料で使わせてくれる電話と、普通の有料の公衆電話があるのです。
この時夫は第一候補にしていた車があるお店へ行っていて、なんとちょうど昨日売れてしまっていた事実を知ったところで落ち込んでいました。
 
夫に番号を聞いたのですが、私はこの時完全に勘違いしていました。キャッシュカードに記載されている番号と口座番号は全くの別物なんですね。。。
多分日本でも同じだと思うので、完全に私のミスですね。
銀行に舞い戻り、ちょうど同じ窓口のスタッフだったのでおかえりーと言われ、意気揚々と紙に書いたキャッシュカードナンバーを見せてようやく、この勘違いに気づかされるのでした。
 
暗証番号は知ってるからなんとかならない?と無駄に粘りましたが、やはり口座番号がないと送金は出来ないと言われてしまいました。
夫はカード以外の番号は知らないし、ネットもフリーWiFiしかないのでオンラインバンキングで調べるのはちょっと怖いし、、カルガリーにいながらにどうやって番号照会できるか聞くと、電話バンキングか最寄りの支店に行って確認してそれを私に知らせるしかないとのこと。
ちなみに電話バンキングの場合は、本人確認のためにトリッキーな質問をいくつかするから少し時間がかかるから、最寄りの支店に行くのが良いかもとアドバイスしてくれました。
 
もう一度インフォメーションセンターへ行き夫に報告。
すると夫はちょうど迷子の最中で、自分がどこにいるかすら分からない状況でこれから誰かに聞くところとのことでした。。なんてタイミング‼︎
こうなったら、一度私がお家に帰ってお家のWiFiでオンラインバンキングに入って確認するか、口座開設した時の契約書に記載されていないか確認してもう一度ダウンタウンへ行くしかないか、、、という事でひとまず帰宅。
 
自分の口座開設した時のホチキス止めされた書類はすぐに出せたので、ひとまず確認してみるとほとんどが契約内容の説明で個人情報がほとんど載っていませんでした。
これはオンラインバンキングに入るしかないけど、バタバタして頭が回っておらずパスワードを聞き忘れた事を思い出しました。ほんとポンコツ。。
知ってるパスワードをいくつか試してみましたが、残念ながらヒットせず一定数間違えたのでロックされてしまいました。
完全に終わった…と思いましたが、夫の契約書が出てきたのでもう一度よーく見てみると、私の書類には入っていない書類が一枚入っていて、なんとそこに口座番号が書いてありました!!
 
このあとバスの時間を見ながら遅めの昼食をとり、再度ダウンタウンへ向かい、無事送金完了となりました。
帰りのバスまで40分ほどあったので、Tim Hortonsでようやくホッと一息。
そして夫に送金完了した事をラインすると、ちょうど夫からも車買えた!と連絡があったのでした。
 
夫婦それぞれ別の場所でお互いにドタバタしていて、なんだかとても長く感じた1日でした。
 
 
 
余談
小切手の書き方を英語クラスで習った時に、チェックと言っていたので小切手は全てチェックと呼ぶのかと思っていたら、銀行の行員さんはドラフトと言っていました。
またカナダ英語とアメリカ英語の違い?!と思い調べてみると、自分で発行する小切手はチェックで、銀行が振出人となって発行する小切手はドラフト(バンクドラフト)と呼ぶみたいですね。
なので今回は私の小切手帳(持ってないけど)から発行した小切手ではなく、銀行から発行してもらう小切手だったので、正しくはバンクドラフト(ドラフト)だったのでした。
バタバタしたけど一つ勉強になりました♪