(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

スケールでか過ぎカナダ

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昨日のブログ投稿は実に10日ぶりだった事もあり、夫を含め身内からの反応がいくつか届きました。
 
 
今回のように1週間以上書けない日が続くと、体が鈍る感覚みたいに
更新しない間に書きたい事が溜まっているはずなのに、なんだかうまく言葉が出てこなかったりして
スムーズに書き出せないので、最低でも2、3日に1度のペースで更新できると自分のためにも良いなと思います♪
 
 
 
 
さて、昨日の投稿では職場環境が良すぎると書きました。
 
これは”海外で働いている”というフィルターを通せば、環境が良い!という感想になるという話で
日本で働いていた感覚だけで見ると、ゆるっ!と思ってしまう部分だなと改めて思いました。
 
 
特に時間管理に関してなのですが、始業時間前に出社するスタッフは私と鍵当番のスタッフのみです。
ちなみに時給でお給料は計算されています。
 
そして作業に関しても、この時間までにこれを…という管理の仕方は基本的にされておらず
これが終わったら次…終わらなければ翌日に…
といった感じです。
 
 
常に納期に追われつつ、いかにして生産性を上げたり人件費を最小化するかを考える日本の企業とは全然違いますね。
 
仕事=バリバリ働く事
という意識を持っている自分にとっては、このカナダ式の働き方ってどうなのかしら…
と最初は思いました。
 
しかしよくよく考えてみたら、実際にこのカナダ式の働き方で何十年も会社が回っているのですよね。
 
それであれば全く問題はなくて、むしろ問題があるとしたら
私のような多少の自己犠牲を払って働く姿勢の人間が、それを正義と思ってカナダの職場環境に押し付ける事なのかもしれません。
 
 
日本のすべての企業が従業員に自己犠牲を強いているとは思いませんし
カナダのすべての企業が管理が甘いとも思っていませんが、
私の数少ない経験からそんな事を感じていて
カルチャーショックを受けつつ、新鮮な気持ちでカナダに馴染もうとしています♪
 
 

 

 
 
 
カルチャーショックといえば、引越しでRoad tripをした時1泊目の宿がとっても辺ぴなところのキャビンのようなホテル?でした。
 
ネットで予約時にチェックインの時間が18時までと書いてあったのですが、当日の朝にトラックを借りに行き
積み込みをしてから700Km以上先にあるホテルへはどうしても18時にたどり着く事は不可能でした。
 
そもそもチェックインに時間制限があるってどういう事かと思ったら、そこは18時でフロントが閉まる(スタッフが帰る)のだそうです!
 
 
時間内にチェックイン出来ない場合は、予め部屋の外に張り紙をしておくから
到着したら自分の名前の貼ってある部屋を使って、翌日チェックアウトする時に精算してくれたらOK
とのことでした。
 
どういう事なのかイマイチ理解できないまま到着したのですが、こういう事でした。
 
f:id:YukonWhitehorse:20201117130738j:image
 
部屋の扉の鍵は開いていて、ベッドの上に鍵が置かれていました。
 
長屋のようなログハウスだったのですが、両隣のお部屋の扉にも同じような張り紙がありました。
 
 
いやー確かに周辺環境を考えると、防犯の必要性もなさそうな場所で
利用客もほとんどがトラック運転手なのでしょうが、これには驚きでした。
 
そもそもスタッフが帰っちゃうというのも驚きですよね。
 
 
 
それから翌朝食堂で朝食をとっていると、1人の男性が入ってきてスタッフに
 
ここで働く〇〇から伝言で、ここから〇Km離れたところで昨日の夜からスタックしているから
誰か応援を呼んでほしいとのことだよ!
 
と言伝していきました。
 
こりゃ大変だ…と思いましたが、スタッフは特別慌てる様子もなく
他のお客さんの朝食を作りつつ、合間でどこかに応援要請の連絡をしていました。
 
 
仕事に遅刻する事すら基本NGで、万一遅刻するとしても事前に連絡をすべきと思ってしまいますが
途中の道は圏外なので、そもそも連絡の取りようがないのですよね。
 
そんな通勤経路ってもう、カナダスケールでかすぎです…
 
 
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