先日の記事で、なるべく病院にかからなくて良いようにセルフメンテナンスをしていると書きましたが
そんなタイミングで、カナダに来て初めてのクリニックへ行ってきました。
もちろん体調不良ではありませんよ。
カナダではファミリードクター(かかりつけ医?)を持つのが一般的で、何か体調がよくない時などは
症状にかかわらず、一度ファミリードクターに診てもらいその上で専門のお医者さんを紹介してもらう流れのようです。
もちろん緊急の時は救急外来へ直接行けます。
そして街にはファミリードクターがいない人向けの、ウォークインクリニックもあります。
なのであまりファミリードクターの必要性が分からないままエドモントンに引っ越してきました。
正直にいうと、日本では目に異常を感じれば眼科へ
鼻に異常を感じれば耳鼻科へと自ら直接行けたので、このファミリードクターシステムはちょっと回りくどい気がしていました。
ファミリードクターに会うにも予約が必要で、そこからまた専門医の予約を入れてもらって…
予約のタイミングや体調の悪さにもよりますけど、診てもらう前にどんどん悪化して結果手遅れになることだってあるのでは?!
なんて思ったり。
しかし夫と話していて、自分の病歴を一括管理してもらえてるっていうのは安心なのではというメリットが出てきました。
大病ではなくとも過去に病院にかかった履歴や使った薬のリストが残されていれば、全てを毎回お医者さんに伝える手間がかかりませんね。
そして長年の履歴から、慢性的な症状の原因が見えてきたり…なんてこともあるかもしれません。
きっと日本式もカナダ式も、メリットデメリットが同じようにあるのでしょうね。
そんな訳で、郷に入っては郷に従えではないですが
エドモントンはクリニックもお医者さんの数も多そうなので、カナダ式に倣ってファミリードクターを探すことにしたのでした。
ネットで探すと、現在新規患者を受け入れ中のお医者さん(もしくはクリニック)の一覧表が出てきました。
アルバータのヘルスケアデパートメントでも同じ一覧表を見て探すように言われましたが、情報が最新ではないのか
記述が適当なのか、連絡をすると受け入れしていないお医者さんもいました。
そして先日受け入れ中のお医者さんを見つけ、クリニックに連絡をすると
一度問診をしに来院する必要があるようでした。
我が家がなんとなく選んだこのクリニックにしか行ったことがないので、エドモントンではどこもそうなのか
スタッフもお医者さんも(その日見かけた患者さんまで)みーんなインド人でした!
ほんと我が家は今どこにいるのでしょう…
先生は優しそうな印象で、そこまで早口ではなかったのでなんとかコミュニケーションは取れそうでした。
自身の病歴から親族の病歴を聞かれたのですが、我が家は完全なるガン家系なのもあって
一度検査を受けた方が良いと言われていまいました。
もちろん検査して何も無ければそれで良いですし、最悪何か見つかっても早期発見できたと思えば良いのですが
よく考えたら私も30代を折り返しているし、近い将来ガンになるのは目に見えている
とでも言われたような気分になってしまいました。
当然先生はそんな雰囲気では全く言っていませんでしたよ。
完全なる私の被害妄想です!!
問診の最後に先生から子宮頸がんと大腸がん検診、血液検査を受けるように言われてその日は終わりました。
なんとなく今回の問診が面接のような感じかと勝手に思っていたので、
この先生がちゃんと私のファミリードクターになってくれるのか否かのお返事があるのかと思いきや、既に電話の段階で登録されていたみたいです。
子宮頸がん検診は、もともとヘルスケアデパートメントから案内が来ていたので
予約を入れてもらう予定だったのですが
大腸がん検診は完全に想定外だったので(検査方法も)ビビります。
そして先生から言われた3つの検査のうち、そのクリニックでできるのは子宮頸がん検診だけだそうです。
大腸がん検診は後日案内が届くそうで、血液検査は専用の施設が市内にいくつかあるので
自分で行ける場所を探して好きな時に行く感じみたいです。
同僚もちょうど最近ファミリードクターを変更したところで、血液検査を受けるように言われたらしいですが
コロナの心配があるから年が明けてから行くつもりと言っていました。
なんだか日本式とは違うカナダ式医療体制も悪くはなさそうですが、やっぱり出来る限り
病院とはお付き合いしたくないなと思いました。
。。。思ってはいますが、今日の夕食はがっつりフィッシュ&チップスでした。
明日はヘルシーにいこうと思います。