今朝はとっても濃い霧が出ていて、いつもお家から見えるはずの山が全く見えませんでした。
少し前まで山火事の煙で空に靄がかかっていたので、ちょっとドキッとして
出社するなりフロントスタッフに確認したら、これはただのFogよ!
と教えてくれました。
Fogと言えば、London Fogというドリンクを知っていますか?
ロンドンと名付けられていますが、発祥はカナダらしいです。
それがLondon Fog Tea Latteです。
ESLへ行く前に、スーパーの中に入っている小さなスタバへ駆け込み
アイスのLondon Fog Tea Latteはある?
と若い店員さんに聞いてみると(メニューには載っていませんでした)
少し考えたのち、I can do that!と答えてくれました。
Do you have iced Lond~?
と聞いたのにI can do that ?
と少し不思議に思いつつ出来上がるのを待ちました。
そして出てきたのがこちらでした。
ぎゅ、牛乳?!
ESLの始まる時間が迫っていたので、イメージとだいぶ色が違いましたが
そのまま受け取り車に乗り込みました。
そして一口飲んでみて、カップを見てみて謎が解けました。
スタッフの若いお姉ちゃんが言ったI can do that!は本当にそういう意味だったのです。
きっと使う材料は把握しているから、作れるわよ!と。
しかし、残念なことに紅茶はお湯じゃないと抽出が難しいことを知らなかったようです。
ちなみにその白い飲み物自体は、むかーし飲んだアンバサのような薄いカルピスのような味で
割と美味しかったのでした。
そんなカナダが大好きです。
前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、今日は仕事についてです。
↑前回の記事で、ESLの先生がガバメントジョブをお勧めしてくれたと書きました。
その後もらった求人情報が載っているユーコンのウェブサイトを早速見てみました。
先生が印刷してきてくれた求人は、事務アシスタントのお仕事なのですが
正確にはお仕事の求人ではなく、アシスタント業務で応募するためのリストへの登録を募集している感じでした。
ガバメントジョブと一口に言っても、いわゆる市役所のスタッフのような事務仕事だけでなく(もちろんオフィスワークが圧倒的に多かったですが)
清掃員やキッチン、酒屋さんのマネージャーなどもありました。
やっぱり職種に関係なく、ガバメントジョブはお給料が良いですね。
そしてお休みもはっきりしていて魅力的です☆
コワーカーがハウスキーパーとしてガバメントジョブに就いたことがあるようで、話を聞いてみたのですが
やはりとても競争率が高く、パーマネントのフルタイムに就くまでには何段階かステップを踏まないと行き着けないようです。
そしてそのレールに乗るためにはウェイティングリストのような物に登録して、ひたすら待たないといけないようです。
自分が今何番目なのかは教えてもらえないそうです。
夫と、この仕事ならできるんじゃない?!
これだけお給料もらえたら結構貯金出来るよね!
などと話しながら、自分が月〜金でオフィスワークをしていたり
夫が日本にいた頃のように、シャツを着て出社していく姿を想像しようとしたのですが
どうもしっくりきませんでした。
あくまで我が家の価値観ですが、
わざわざユーコンに来てまでしたい仕事じゃないな…と。
最近仕事でストレスを感じる場面が多くて、その原因は明らかに人です。
日本で某アパレル小売店で店長を目指して働いていた時に、私を育ててくれていた店長から
自分の仕事観よりもだいぶ下げて、みんなのレベルまで降りてスタッフを見よう、評価してあげよう
みたいなことを再三言われていました。
これは未だに苦手なことです。
全く特別ではない自分が出来る事なんだから、みんな出来て当然でしょ。
逆にできない意味が分からないんですけど。
そうやってお喋りしたり上の空で仕事をしているからできないだけでしょ。
これ仕事だから!
と思ってしまいます。
これって仕事観というより性格が悪いだけですかね。
口に出したらパワハラ?
ユーコンで働き始めてからは、自分の仕事観が日本仕様なことを重々分かっているのと
ロースキルのお仕事で役職もなかったので、良い意味でのほほんと働くことができていました。
英語が出来ないのも、必要以上にスタッフとコミュニケーションを取らない点ではある意味良いのかもしれません。
(過剰な噂や愚痴を聞かなくて良いので)
しかし、ここ数ヶ月は上司からあなたがリーダーだからと言われるようになり
責任感を感じるようになった事で、少しずつ日本仕様の仕事観が出てきてしまっていて
自分の中のバランスが崩れ始めています。
イライラしている時間が多くて、夫にも結構な頻度で当たってしまっているし
ストレス過多な時に起きる体の不調というかサインがあるのですが、
まさかユーコンに来てそのサインが出るなんて…と落ち込んだりもしてしまいます。
そんなタイミングでガバメントジョブの求人を見たので、私は完全にチームに属した状態で働ける人材じゃないんだな
と気づきました。
そうだ、そもそもやりたい事もそこには無いじゃないかと。
やっぱり私は手を動かしたいし、自分で何かを生み出したい。
チームで働くには厳しすぎて単なる性格悪い奴かもしれないけれど
個人でやる分には誰も苦しまないし、制作物にストイックさを込められるのはむしろメリットかもしれません。
という事で、ガバメントジョブと一口に言っても色々あって
パートタイムの仕事もあったりするので、ちょこちょこチェックはしていこうと思います。
そしてそれ以上に、自分がやりたい事をやって欲しいものを手に入れるためには
英語の勉強と物作りをもっともっと突き詰めていかなくてはと思いました!
結局ストレス過多でも落ち込んでも、自分がどこにどうストレスを感じているか
どうしたらそのストレスを取り去れるのかを考える余裕があるのは
やっぱりユーコンで生きているからだろうなって思います♪
今週のお題「空の写真」