私はあまり読書はしない子供でしたが、父の影響もあってか図書館自体は結構好きで
小さい時からよく行っていました。
図書館愛についてはこの記事でも書いていました。
そんな訳でエドモントンに引っ越してきて、新しい図書館に行ける事は私にとって結構なお楽しみイベントでした。
しかも、たまたまですがアパートから徒歩5分位のところにあるのです♪
引っ越してきた当日にお家のインターネットが使えない事件があり、調べ物をしたり地図を印刷したりするのに
既に図書館へ行っていたのですが、結構バタバタしていてその時はじっくり見る時間がありませんでした。
そしてその後ロックダウンがあり図書館は閉まってしまい、最近ようやく再開したので改めて行ってきました。
感想をざっくり一言で言うと、
これまで私の中にあった図書館の定義が変わるような近未来的な図書館でした。
館内は狭くはないのですが、思ったよりも広くないなという印象でした。
図書館の本棚って背が高くて、壁面は特に天井近くまで本が並んでいるイメージでしたが
こんな感じ↓
私が行った図書館の棚は、高くても170cm位でした。
なので、蔵書数はだいぶ少ないと思います。
おそらくユーコンの図書館の方が数は多いですね。
一生かけても読みきれないだろうなと思うような、膨大な量の本に囲まれることが
私の中の図書館での楽しみの1つだったのですが、これはもう時代遅れな楽しみ方なのかもしれません。
と言うのも、エドモントンの図書館はEPL(Edmonton Public Library)と言うのですが
EPLにはEbookやオーディオブックも用意されているのです。
アプリがあってそこから本の検索ができたり、Ebookやオーディブックなら図書館に足を運ばなくても
そのまま借りることもできてしまいます。
そしてEPLは全部で11箇所あるようですが、その11箇所で本を共有している感じで
検索をかけると貸し出し中かどうかだけでなく、どこの図書館にあるのかも出てきます。
そして最寄りのEPLになくても簡単に取り寄せてもらうことができます。
館内の本棚には目印として小説とか漫画などとカテゴリーが書いてあると思うのですが、同じような感じにHoldと書かれた本棚がありました。
そこには取り寄せをしてもらって届いた本が並べられています。
届いたらそこから自分が依頼した本を取って貸し出し手続きを取るようです。
そんな感じなので、そもそも図書館にズラーっと大量の本を置いておく必要がないという訳ですね。
館内は広くないですが、本が少ない分スペースがあるので
個人利用できるパソコンの台数は結構多かったり、勉強スペースや読書スペースはゆったり確保されていました。
それから館内にはセルフチェックアウトの端末も置いてありました。
カードのバーコードをかざして本をスキャンし、レシートの有無(要らないか、紙で受け取るかメールで受け取るか)を選択したら完了です。
図書カードは基本受付で発行してもらうのですが、アプリでも登録は出来ました。
アプリで登録をして、次に図書館に行った時にカードを発行してもらう流れだと思っていましたが
アプリ内に自分のカードのバーコードが出現していたので、セルフ端末にかざしてみたら普通に借りられました。
アプリで本の取り寄せをして、届いた連絡もアプリまたはメールで受け取り
図書館へ行って自分の本をピックアップして、セルフ端末でチェックアウト。
全て人を介さずに完結できてしまうなんて、何だかこれまでの図書館のイメージとは全然違います。
もはやこうなると図書館と言う空間は必要なのか?と思ってしまいますね。
スーパーなどの一角に本の受け取り窓口みたいなものがあれば事足りてしまうように思います。
勉強スペースで勉強している人はきっと図書館にある本を使って勉強している訳ではないでしょうし
読書スペースも、読みたい本がそこになかったら行かないでしょうし。
単に公共のコワーキングスペースといった感じがしますね。
それが良いとか悪いとかいう話ではないですが、何だか近未来的だわーと思ってしまいました。
外国の図書館てちょっと憧れるのですが
こんな感じとか
(これは図書館ではないかな)
こういう空間てカナダの公共図書館にはないのですかね?!
とりあえず大学の図書館は巨大と聞いたことがあるので、アルバータにある大学の図書館についても近々リサーチしてみようと思います♪
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