(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

足るを知るとハングリー精神の狭間で修行中

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今年の冬は全然寒くならないし雪も全然降らず、本当に変な気候です。
そのうえ低気圧が続いているからか軽い偏頭痛が毎日のようにあって厄介だったりもします。
 
こんな気候なんだったら、多少無理してでも引っ越しするのもアリだったのかな…と思いつつ
いやいや今の金利で家購入は流石に厳しいよ。やっぱり留まって正解だって。
というやりとりを脳内で何度も繰り返している最近です。
 
 

 
カナダに来て、しかもそれがど田舎スタートだったこともあり
日本での生活とは180度変わったと言っても良いくらいに生活スタイルが変わりました。
 
持ち物も最低限からのスタートだったし、気軽に外食ができなくなって自炊率が上がり
人間にとっても自然にとっても健康的な暮らしに興味が向いて行ったのも、今となっては必然だったのだなと思います。
 
そんな中で私に身についた感覚こそが、足るを知るという事でした。
 
日本にいた頃は常に走っていて、いつも何かと戦っているような感覚で生きていました。
なので当時職場の人が、私みたくもっと幸せのハードルを下げると幸福感を感じやすくなって生きやすいよ
と言っていたのが全く理解できませんでした。
 
どうして上を目指さないで、むしろ下げようと思えるの?現状に満足することって単なる諦めじゃないの?
何だか負けると分かってるから事前に離脱して、満足したフリをして試合放棄しているだけみたい。とまで思っていました。←
 
 
これまでエドモントンは退屈な街だとか散々言っていますが、実際のところ今の暮らしにも満足できています。
 
良い職場に出会って仕事内容も収入面にも不満はなくて、むしろこんな環境で働いてお金が稼げるなんて幸せだなと思っているし
日本食材だったり必要なものは大体揃う環境にも恵まれているなと思えます。
 
日本にいた時に感じていた切迫感もなく歳を重ねられて、十分幸せな生活が遅れているなと素直に思います。
 
こんな感じで足るを知るという感覚が身についたことで、今の暮らしにありがたみを感じられるようになりました。
 
日本にずっと住んでいたら、私はこの境地には至れなかった自信があります。
あんなに誘惑が多くて、社会的プレッシャーもある環境の中で周りを気にせずに生きるなんて難儀すぎます。
 
なので日本にいながらにしてそんな感性を持つことができる人たちは本当にすごいよな、と元同僚や友人含めいろんなところで尊敬の念を抱く機会がカナダに来てから増しましたね。
 
 
しかしながらやっぱりハングリー精神というか、何かに立ち向かっているからこそ人生がキラキラするみたいな感覚も未だにあります。
現状維持は衰退という言葉がたまに頭の中にチラつくのです。
 
今の暮らしにも満足しているけど、だからずっとこのままで良いとはどうしても思えなくて
やっぱり森の中のログキャビンに住みたいし、オフグリッドで自給自足的な暮らしがしてみたいのです。
 
けどこればっかりは、勢いだけでどうこうできる問題でもないし長期戦だしでなかなかにムズムズしますね。
 
何事もバランスが大事だと思っているので、足るを知るとハングリー精神も
良い塩梅で共存できると良いんだろうなと頭では分かっているつもりですが、これがまた難しいんですよね。
元々極端な性格をしているからつい、どちらかに全振りしそうになってしまいます。
 
 
何だかこの狭間で今は、自分の人生の中でも結構大きめな修行中のような気分です。
 
一体いつ完遂できるのか、その先にどんな景色があるのかまだ全く見えない状態ですが
確実にその日はやってくると今は信じられるので、いつかその日が来た時にこの投稿を振り返って
あぁ、こんな時もあったよね〜。と浸れたら良いなと思ってつらつら書いてみました。
 
なのでいつも以上に個人的なことしか書いていなくて申し訳ないのですが
最後までお付き合いいただいた方ありがとうございました♪
今週も充実した1週間を過ごしましょうね!
 
 

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