前回の続きです。
無事に住む家をゲットしたので、次は仕事を探さなくてはです。
それと同時に(むしろその前に⁈)私のポンコツ英語を少しでもなんとかしないと、仕事も取れないだろ!という事で以前紹介したマルチカルチャーセンター(MCY)Multicultural Centre of the Yukon · Welcome!へ行き、無料の英語クラスを受ける為のレベルチェックテストの申し込みをしました。
その際にちょっとしたインタビューもしてくれて、日本でネイリストの経験があると伝えると早速求人していそうなネイルサロンを教えてくれました(ユーコンにネイルサロンあるの⁈と驚きでした)
résuméの書き方が載ったプリントもくれて、作ったら添削もしてくれるとの事!なんて優しいんだ…と感激してテンションの上がった私は、その足で教えてくれたネイルサロンへ行き、拙い英語で働きたいと伝えてみると、優しくウェルカムな雰囲気でrésumé持って来てと言ってもらえました。
さらにテンションが上がった私は、たまたま前を通ったジャパレスに日本語で求人広告が貼ってあるのを見つけ、勢いで入店しました!が、日本人スタッフはおらず中国人のスタッフに仕事を探していると伝えると、今募集しているのはホールがメインで、キッチンも募集してるけど、どちらにしても今のあなたの英語力じゃ難しいと思うわ…とピシャリ。
反射的にI think so, too と言ってしまいましたね。そうだった、私全然喋れないんだった…と。
そもそも英語喋れないから英語クラスの申し込みしに来たのに、勢いってこわいわーとまぁそう深く落ち込んだ訳ではないですが、私の職探しの道は長いんだろうなと感じた瞬間ではありました。
その後は、日本にいる時と同じくネットで職探しをしていましたが、突然シェアハウスのオーナーが、知り合いがやってるホテルのハウスキーパーが足りないみたいだから、明日面接の予約しといたわよ!と。慌ててrésuméを作り、指定された時間にホテルへ行ってみるとオーナー夫妻がフロントに。行って自己紹介もそこそこに、明日から来れる?SIN番号は持ってる?と質問責め。ひたすらYESと言っていたら数十秒で仕事決まりました!嘘のような本当の話。
そしてその会社で働き始めて数日、またシェアハウスのオーナーから、別の知り合いがやってるホテルもハウスキーパーが足りなくて募集しているんだけど、こっちのがユーコンノミニーは確実かも!と紹介され、またも言われるがままに面接へ。今回はシェアハウスオーナーと、オーナーの親戚と私の夫と私の4人。面接官は2人。みんないろいろ話しているけど、何一つ分からない。
けどノミニーの件もあるのでなんとか採用されなくては‼︎と家で練習した面接での受け答えをひたすら頭の中でリピートしてました。結局大したことは話せませんでしたが、ちゃんとrésuméを持って来ていた事が幸いしてか(オーナーの親戚は手ぶらで来て私はスーパーバイザーの経験があると言ってました‼︎)無事内定となりました!
夫から面接時みんなが何を話していたのか後で教えてもらったところ、ノミニーは仕事ぶりを見て判断するつもりとの事。この時点で確約していないことに少々不安もありましたが、日本でも完全実力主義な会社の方が肌に合うなと感じていたので、私としてはとても印象の良い会社でした。
しかし会社側は今すぐ働ける人材が必要との事でしたが、私は既に仕事をしていたので(もちろんどちらもフルタイム)どちらか1つに決めなくてはなりませんでした。1つ目の職場も悪くないし、始めて1週間程で辞めるのも申し訳ないな…と思っていたところで、こちらに来て初めて出会った日本人の知り合いから良くない噂を聞いた事もあり、1つ目の職場にもノミニーの申請をしてくれるかハッキリ聞いてみました。返答はYESでしたが、正直私が面接に行った時に連発したYES以上に浅い返事だったので、踏ん切りがつきました。
そしてユーコンに着いてから1ヶ月後に、無事今の会社での仕事を得る事が出来たのでした。
いやー長くなってしまって本当に申し訳ないです。が、これだけだとただの私の経験談で終わってしまうので
次回はこの私の経験を元に、家探し職探しについてのポイントを書き出してみたいと思います!