(カナダ)でサステナブルな暮らし

カナダのど田舎へ移住し、手付かずの自然を前にようやく環境問題への意識が芽生えた30代主婦が 地球も自分も健康的でミニマルな生活を目指すブログです。

ユーコン(カナダ)に来て天然放射性物質の存在を知った話

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ちょっと深刻そうなタイトルですが、、
 
夫がドイツ人の友人からある情報を得てきました。
 
それは、ユーコンにはラドンという放射性物質が多くあり、ラドンは肺がんになるリスクがかなり上がるヤバイやつらしい
というものでした。
 
そもそもラドンが何者なのか分からなかったのですが、放射性物質というワードとガンになる確率を上げるという情報だけでとっても危険な感じですよね。
 
我が家はユーコンから出る(引っ越す)つもりがなかったけど、もしかしたらずっとユーコンにいたら危険なのかも?出なければいけないのかも?!ととても不安になりました。
 
しかし、人から聞いた話だし(疑う訳では無いけど)夫の友人が学者な訳では無いので自分でもちゃんと調べなくてはと思い、まずは日本語で検索してみました。
 
 
ラドンは天然放射性物質で、無味無臭無色透明。
岩石や土にラドンができる前の原子ウランが含まれているので、あらゆる地面からラドンが出ていて空気中を漂っているようです。
 
そして人はラドンが含まれた空気を吸うので、ラドンは肺で放射線を出すのだそうです。
また自然放射線の半分は、ラドン放射線によるものなのだとか。
 
 
日本のサイトで調べると、そもそも放射性物質に関する記事は原発関連のものが多く、ラドンに関してはあまり大きく問題視されている感じがしませんでした。
あくまで私が調べてみた範囲での感覚ですが。
 
 
自然発生しているものみたいだし、圧倒的に自然が多いユーコンと日本では量とかが違うのかなと思い、英語でも調べてみることに。
 
すると、なんとユーコンガバメントのホームページ内にラドンに関するページがありました。
 
 
 
わざわざラドンに関するページがあるって事はやっぱり、結構深刻な問題だったり?
リスクを負ってでも私たちはユーコンに住み続けるのか、、、?!と一瞬考えてしまいましたが、とにかく頑張って解読していきました。
 
以下はポンコツ英語力である私が力を尽くして解読した結果なので、もしかしたら間違って解釈している可能性があります。
詳細は各自上記のユーコンガバメントのページで確認してくださいね。
 
 
これによると、空気中に漂うラドンを吸うことに関しては特に問題はないが、地下室など換気が行き届いていない場所ではラドンが蓄積して濃度が濃くなるようです。
そしてそれを長期に渡って吸ってしまうと、肺がんになるリスクが上がってしまうのだとか。
 
文章の中でも、ユーコンはカナダ国内で3番目に屋内のラドン濃度(含有率?)が高いと書いてありますね。。。
 
 
 
ただ、屋内に蓄積するラドンに関してはきちんとこまめな換気をしたり、定期的にテストをして現状把握する事でコントロールが可能なようです。
 
それを知って、一安心です。
 
現在はアパートの二階に住んでいるのと、夫が暑がり&アパートのヒーターが基本高めの温度設定ということもあり、換気はしまくっているので大丈夫だと思いますが
今後お家を建てる場合は、ベースメントを作るのか、作るとしたらうまく換気できる設計に出来るのかなど考える必要があるのだろうなと思いました。
 
 
自然に近い生活が一番安全で健康的に生きられると盲目的に考えていたけど、自然と一緒に暮らしているからこそのリスクがある場合もあるのだなと今回学びました。
 
そしてやっぱり情報(知ること)って大事ですね。
英語を学ぶ事で、日本語で書かれたものと英語で書かれたものの両方から情報を得る事が出来るというのも、結構大切なことだなと思いました。
まだまだ英語を読むというより、解読すると言った感じですけどね。
 
 
〜そしてそれから数日後のはなし。
 
仕事中に流れているラジオでよく、肺がんがなんちゃら、何ちゃらのテストをしましょう!っていうCMのような案内が流れていたのですが、いつもきっちり聞き取る事は出来ずにいました。
でも肺がんって言っているし、きっと保険会社のCMか何かなのだろうと思っていました。
 
聞き続けた結果私の耳がキャッチしたのはレイドンという音。
 
レイドン…レイドンと肺がん……あっラドン
 
そう、ラドンは英語だとレイドンと発音するようです。
 
 
ラドンに関しては特に大きな問題はなかったし、ドイツ人の友人から話を聞いたのも結構前の話だったのですが、
これからユーコンへ移住を考えている人の中で環境について気になっている人が1人くらいいるかも?と思ってシェアしてみました♪